田中 後輩・村田にもらった金言 | 田中大輔選手三次後援会

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ボクシング界に48年ぶりに現れた金メダリストの言葉が、
田中の羅針盤になっている。

ロンドン五輪でミドル級を制した村田諒太。

田中にとっては東洋大の1学年後輩にあたり、面識がある。
頂点に立った直後の会見でこう話したのを 強く胸に刻み込んだ。

「金メダルは狙っていた。ただ、これば僕の価値じゃない。これからの人生が僕の価値になる。」

言葉を自分に置き換えた。おまえにとっての金メダルは何だと聞かれたら
レギュラーだと答えてきた。そこを考え直させられたのが 村田の会見コメントだった。

「レギュラーを取るのは 目標ですが 取ってからチームにどう貢献するかが一番大事。
そう考えるようになりました。」

 



これまでの田中は正捕手の谷繁から多くを学んできた。
ただ 背中を追いかけるだけでは 追い抜くことが難しいと気づいた。
毎試合 レギュラーになった後を想定し ベンチから野球を見るようになった。

「ボクだったら 次の球はこう要求する。それをいつもかんがえるようにしています。」
と明かす。まだ谷繁の配球に驚かされる場面は多いという。
それでもいつかレギュラーを奪い取るべく、人まねではない 独自の配球を
上達させる努力にも力を入れるようになった。

考え方を変える ”金”言 をくれた村田との出会いは 07年。
大学4年の冬だった。
田中は希望獲得枠で中日への入団が決まるなど 東洋大の名声を高めたとして
学長室で表彰された。

その場にボクシング部の村田もいた。
彼もまた 全日本アマチュア選手権を制するなど活躍。
賞状を受け取っていた。

「ボクを含め 4人が表彰されたんですが 村田には
「プロ入りおめでとうございます」と言われたのを覚えています」
と振り返る。

田中は「頑張れよ」と声をかけたと言う。
あれから5年。
逆に頑張る力をもらった。     
 

中日新聞 8月16日掲載 3面 「V3への挑戦 竜魂より」   8月17日許諾済