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太亮の独言毒言

絵本作家、イラストレーター、デザイナー、アート・ワークショップなどで
活動している木村太亮の公式ブログ。
まあ、単なる戯言だとお聞き流し下さい。連絡先は、deeworks3623☆gmail.com

今やってるベネッセさんのお仕事、
ほんと色んな意味で気持ちがいい。

去年の今頃考えると、クライアントは伏せるけれど
ギャラも決まっておらず、納品日だけ決まっていて
度重なるリクエストは引きも切らず・・・。

結局1/6に納品して、支払いは直前まで値段を決まらず、
予想外のお値段で夏の終わりに支払われた。
(しかも1ヶ月遅れで・・・)
クレジットも間違っていたし・・・苦笑

まあ、色んな事情はあるのだろう。
でも、仕事ってのは、言い訳より先にやることがあるだろう。

「そういう時代なんだ」
なんて言うのは簡単な事だけれど、
そういう風にしちゃった責任もあるんじゃないの?

さて、ともあれ今回のお仕事は、色々な意味で明確。
価格も支払日も明確。しかも早い。

その上、デザインしてくれる事で、自分の絵が生かされている感じがする。

これ、絵描きとして最高!

んで、これが終わったら、次は、これもお得意さんのお仕事。
場合によっちゃ、お正月にやるよ。
ここも最初から明確。すごく嬉しい。
こっちは日本の野生動物を描く予定。何を描くか?どれだけ描くか?は
まだ分からない。22日に打ち合わせ予定。

ん、でもね、今やってる仕事でスゴク勢いついてるからね。
良い仕事ができそうだよ。

いい流れだな。

それと、某青赤軍団の絵本も考えなきゃね。
中心人物の去就が未だ雲の中なんだけれど、
これも良い形で作れそうだ!

ウン、ともかくなんか来年はいい流れで迎えられそうだね。

鬼よ笑え!オレも笑う!
昨日「〆」のページを送ったベネッセさんのお仕事ですが

うん、今回はとても気持ちが良い。とっても楽しい!

今日、アートディレクション&デザインしてくれている
岡本事務所から仮レイアウトが送られて来たのだけれど、

ウン、気持ちいいね。
自分の絵なんだけれど、カッコいいんだよね。

料理の仕方でこんなに変わるんだね。

僕もデザインするから尚更思うのだけれど、
国内だけでなく、世界に通用するデザインだな。

月刊誌だけではもったいないなあ。
ページ数増やして「絵本」にしちゃおうよ!担当さん。

ボローニャでもフランクフルトでも勝負出来るんじゃね?
正直そう思います。

でもね、これは絵の力だけじゃない。
デザインの力ってものが、モノスゴク効いている。
もちろん、僕を選んだ担当さんの力もスゴイのだよ。

うん、良い仕事は気持ちがいい。楽しい。
動物の絵を描いていると、
どうしても親子を描かなければいけない時もある。

で、一般の方に分かりやすいのは
「目と目を合わせて」いたり、
「抱きしめて」いたり、

おおよそ人間的な解釈で、親子の関係を描いちゃう人が多いと思う。

でも、動物は、みんなそうするわけじゃない。
それぞれの動物で愛情表現っていうのは違ってくる。
だって、鹿や牛は抱きしめる事は出来ないでしょう。

じゃあ、どんな情景を描くのか?っていうと
それはそれなりに「お勉強」が必要なのである。
生態や行動について書かれている本を読んだり、
調べたりする事が必要になってくる。

が、しかし、行動や生態に関してだって、
正直言えば、「たぶん、そういう目的」って言う結論でしかないのよ。
本当の所。

たとえば、犬のおしっこにしても
「テリトリーの主張」と言われているけれど、
明確な裏付けは、未だにない。

でも、人間の立場で見ていたり、
あるいは、モチーフの子どもの立場で考えてみたり、
親の立場で考えてみたりすると、

なるほど「愛情深い場面」っていうのは思いつく。

たとえばジャコウウシ。極寒に住むウシカモシカの仲間である。

振りつける吹雪。母親は必ず風上に位置する。
子どもに直接吹雪が吹付けないポジショニングを取るのだ。
抱きしめたり、見つめ合ったりはしないけれど、
風雪に飾られた母親の姿には、何とも大きな深い母性を感じる。

ゾウが移動する時、必ず群れの中心に子どもたちが位置する。
囲うようにして移動しているのである。
ここには群れの仲間としてのチーム感を見る事が出来る。

他にも色々ある。

鳥の仲間の中には、巣の近辺に天敵が来たとき
わざと怪我をしているフリをする奴もいる。

そういう知識も必要なのだ。

あれもこれもそれも「人間的なモノサシ」で描くのは違うと思う。
あらら、1Pだけ残ってました。アイタタタタ

しかも「〆」のページが・・・・。

あららら・・・・・・・・・。汗

なので、本日、大急ぎで(急ぐ必要もないんだけれど)
作ってしまいました。描いてしまいました。

内容は伏せます(何せ「〆」のページなので)

いや、今回はとても気持ちよく仕事させていただいています。
色々な意味で・・・。

普段の仕事でも、10の事頼まれれば、
15くらいのクォリティでお返ししているつもりですが
今回は、10頼まれても20以上で返しているつもり。

だってさ、金曜日にラフが上がってくるのと
土曜に上がってくるのじゃ、気分的に違うじゃん。

一般の人たちは、この週末ボーナスも出て、
美味しい楽しい時間を過ごしたいだろうしね。

というわけで、さっき、外部ストレージにてラフアップ!

ささ、安心して、呑みに行っちゃってください。
今朝も行って来ました。シフォンの散歩。
シフォンはトイプードルです。
どちらかと言えば、小さめらしいです。
間もなく5歳です。
おっと、リア飼い主は娘です。

そのシフォンですが、木村は今、
毎日二回の散歩に連れて行っております。
散歩の主な目的は
「ンコ」です。

後、オトモダチに会う事も目的の一つですが
ファーストコンタクトはするものの
後は逃げ回ってばかりのビビリ君です。

さて、本日のファースト「ンコ」があまりにも素晴らしかったので
記念に記しておきます。

何せ、いわゆる「一本ンコ」でした。
しかも、その体の大きさからは考えられない大きさと言うか
長さというか・・・・。
一言で言うと、ド○ールのジャー○ンドッグ
そのものの大きさ長さ太さでした。

写メ撮ろうと思いましたが、撮ってどうするんだ?
と、思いとどまりました。

ただ、驚きはそれだけではありませんでした。
今度はアラレチャンに出てくるような、美しいトグロ「ンコ」。
なぜ、君の体にはそんなに蓄えてあったのだ????
(エサを変えたからかなあ?不思議不思議・・・・)

さらに最後には、ほんの小指ほどのモノでしたが

「立ちました」

何か良い事あるんでしょうか?

って、朝から犬の「ンコ」について、こんなに事細かに
書く奴の顔が見てみたいものだ。
全く何やってんだか。

ちなみに本日、シフォンはトリミングだそうで
お昼くらいに娘が迎えにくるそうです。
昨日の記事で、骨格だとかは余り気にしていない。
って書いたけれど、
そりゃ、全く気にしていない訳じゃないよ。
バランスよく描くには、最も優れたバランスである
ホンモノに近づく事が一番の近道だからね。

太亮の独言毒言

特に今の描き方だと、後で動かしたりする事もあるから
ラフの段階では向こう側の足もちゃんと描いている。
そう、向こう側の見えない所も描くのだよ。
そうすれば、PC上でバランス調整が出来る。
下手すれば、アニメーションにも対応出来る。

ザリガニとか昆虫とかは関節単位で描くから動かすのも容易だし、
元々、資料が博物画がほとんどで、標本みたいな資料しか
ない訳だから、関節単位、パーツ単位で描いて、
後で動かす事はとても大事なのよ。

ゴリラの絵本は、その感覚を実際に使ってみて
手・足・体みたいに別々にパーツを作って
後から張り合わせて絵にしたんだ。
そしたら「貼り絵」っていう新しい感覚も出て、
巧い事行った訳。まあ瓢簞から駒だわな。

動物の絵を描くのには、様々な目的がある。
学術資料的な目的だったり、
地球の自分たちと違う仲間を知ってもらうためであったり・・・。

太亮の独言毒言

ちなみに僕の絵では「学術資料」にはならないかもしれない。
どちらかと言えば、「デザイン的なイラストレーション」
なのだと自負しちゃう。

学術的な骨格だとか、寸法だとかは
余り気にしてる訳ではないもの。
(全く無視してる訳じゃないよ。それを無視しちゃうと
それらしくならないからね)

でもね、一番大事なのはソコじゃないと思っているんだ。

たとえば、猫を描く。
普通の人は「ねこ」を描いてしまう。
目に見える猫の姿。

違うんだよ。タローとシロっていう猫がいたとする。
タローとシロは、見た目は同じような猫だけど、
エサの食べ方もイタズラの仕方も人と接する度合いも違う。

僕が描く時は「タローを描きますか?シロですか?」
って、聞いてから描く。それが描き分けられなければプロじゃない。

親子の動物を描く時、性格付けしないと描けない。
気が弱い子なのか?強い子なのか?
仲良しなのか?じゃ、その動物はどういう風に仲良しを表現するのか?
それが描けないと「親子」にならない。

動物の親子は、親のミニチュアが子どもになる訳じゃない。
子どもは頼りなく立っていたり、どこかで親を頼っていたり、
そういう事が描けないとダメ!
上のキリンの場合、気の弱い子で、親を頼っている。
まだ自立するにはちょっと早い。
そんな感じ。

ちなみに結構昔の絵で、ベジェでパーツを作っている。
その分、ファインアートになってはいるけれどね。
今なら鉛筆で描く。



お仕事なので「ネタバレ」しちゃうのはいかがなものかと思われ、
キャプチャーで我慢してね。作業中の画面はこんな感じ。

太亮の独言毒言

とっても大変でした。
レイヤーの数が半端じゃないんです。ウフフ
ベネッセプチさんの絵本ですが、
先ほど、全ページラフを提出しました。
予定より1週間以上早い期限で・・・。

でも、これから動物の監修あり、
ADの指示があるかもしれません。

それに対応するために早めに出してる訳です。

ちなみにラフですから解像度は低くしてありますが
元原稿は入稿に充分対応出来る画像です。

つまり、ラフですが「本ちゃん」を描いていた訳です。

僕の場合、鉛筆のラフラフスケッチでチェックもらうより
こっちの方が早いのです。

ラフラフスケッチをいかに精彩に描いても、
本ちゃんが良くなければダメです。

僕の絵の場合、ラフラフスケッチの後に来るのは
「より精細なラフ」でなく、「イキナリ本ちゃん」ということです。

ダメならもう一回、一ページ丸ごと描き直せばいいんだもん。
そっちの方が楽です。
パーツの問題ならパーツごと入れ替えればいいんだしね。

動物の絵の場合、極部分的な直しや
地域特性による色の直しみたいなことも
ままあります。

現在の手法は、それに対応したやり方なのです。


ともあれ、ちょっとホっとしてます。
結構、達成感あります。
コメントでも尾籠な病の心配してもらっちゃってる木村です。

不思議な事というか奇跡的ですが、
ここ2週間、とても良い状況なのです。

やっぱり「良い仕事」してる時は出ないのか?
ってことは、ずっと「良い仕事」してなかったってことか?

ともかく、作り置きキャベツ丸ごと食べちゃうもんねポトフを
毎日食べるようになってから、状況は改善しています。
植物繊維がいいのかなあ?

まま、それでも多少の不具合はあるのですが、
でもねえ、これは「良い状況」と言って、
差し支えない状態ではなかろうかと・・・・。

後は「早寝早起き」だわな。

早起き過ぎる気もしてるけれどね。