太亮、尾鷲に行くその2 | 太亮の独言毒言

太亮の独言毒言

絵本作家、イラストレーター、デザイナー、アート・ワークショップなどで
活動している木村太亮の公式ブログ。
まあ、単なる戯言だとお聞き流し下さい。連絡先は、deeworks3623☆gmail.com

昼食を終え、市庁舎へ行って、会議室に集まった市職員およそ20数名。
んで、とりあえず、市の職員の方が僕を紹介してくれて、講習の始まり始まり。

ところが、喋りはじめても反応なし。落としても落ちず。
いじろうにもいじる相手が動かず。ムムムムム。この芸人殺し。
いや、こっちも芸人じゃないのだけれど、この状況には参った。

ウンともスンとも言わないんだもん。変な汗かいたぜ。

でも木村のスゴイ所は「万が一、こういう状況があるんじゃないか」と
想定出来ていたこと。ちゃんと、そのために一泊二日なのに
短期遠征バッグでカラーパターンもセメダインも持込んでいたのさ。
(重たかったんだから~~~!)

という事で、今度はこっちが攻めさせてもらう番だぜ。
A3の紙を手でちぎり、自由な形を作ってもらう。
ただし、木村のファシリテーション後、
それをA4の紙にレイアウトしてもらうことにした。

自分で言うのも何だが(というか、誰も言ってくれないので・・・)
手でちぎる作業、簡単なインタビューをしながら作品を作って行くと
不思議な事に作品には、作った人の個性が反映される。

まあ、簡単に言えば一種の「プロファイリング」だからね。
ちなみに今回のファシリテーションでは、参加者のちぎったアウトラインに
ほとんど、いや本当にほとんど手を入れていない。
だから、ちぎった形は参加者の心の形でもあるのだ。

んで、一人一人と会話しつつ作品を作って行った。

そして出来上がった作品を手に持ってもらい、講評作業。
不思議な事にガタイのいい男の人が可愛い作品になってしまったり、
女性の方の作品の方が大胆不敵な作品になったり・・・。

広告は、ある意味「答のある作品」だけれど、
僕のワークショップは「答がない作品作り」。
でも、これが頭を柔らかくして、
「答のある作品作り」のトレーニングにもなるんだなぁ。

とまれ、最初からこっちから始めれば良かった。
そこに気が付かなかったオイラのミスだな。反省頻り。

ということで、一日目終了。
ホテルに送ってもらってチェックインしてシャワー浴びて、
懇親会まで時間があったので一人で街を散歩。

観光協会の方に目玉の場所へ案内されても問題点も
隠れた魅力も見つけられないでしょ。
だから、一人で怪しく散策なのだ。

たしかに街は疲弊しているようだ。
元々、古くからの漁師町然とした街だから路地ばかりで形成されていて
しかも道には、法則性がない、同時に東西南北みたいなものも
歩いていてコンガラガル町並みではある。
当然な話だが、大きな津波が来たらひとたまりもないな。これは・・・。
太亮の独言毒言

かつて、この街に繁栄があったことを忍ばせる。
それもハンパない繁栄があったのだろう。が、そこにしがみついてしまっていても
何も始まらない。同時に嘆いてみても何も起こらない。
負のエネルギーがそこにあるなら、負のエネルギーとしてかけてしまえばいい。
かければ、プラスに変わるのだから。
太亮の独言毒言

昭和を思い起こさせるこんなサインも。
そう言えば、小学校の同級生の小野田さんちの前にも掲示してあったような。
なかなかキッチュな趣だわ。
太亮の独言毒言

さて、散歩の目的地「尾鷲神社」の大楠。
この楠は、きっとそのハンパない繁栄も衰退して行く様も
目の当たりにしていたのだろうと思う。
いや、もっともっと昔からだな、きっと。
太亮の独言毒言

ホテルに戻り、懇親会会場へ。
今観て来た散歩の情景も踏まえ、結構真面目な話もあり。
お酒の上のくだけた話もあり。ちょいと早めに上がり、
同じ方向の市職員Sさんと迷路のような道を通ってホテルへ戻った。

懇親会に名物市長さんが持込んだ、本カラスミ。
まあ、いっぺんに大量に食べるものじゃないから残ったのだけれど
木村はもちろんオミヤにしていただいた。一人きりで本カラスミツマミに二次会。豪華!
太亮の独言毒言

何気に続く。