ハネモノ(規格外)が生む悲劇 | 太亮の独言毒言

太亮の独言毒言

絵本作家、イラストレーター、デザイナー、アート・ワークショップなどで
活動している木村太亮の公式ブログ。
まあ、単なる戯言だとお聞き流し下さい。連絡先は、deeworks3623☆gmail.com

今日、FBで話題になった話。

最近、野生動物が人を怖がらずに大胆に姿を見せる。

それには原因があって、その一つがハネモノの放置だと。

畑に大量に残されるハネモノ(規格外)の野菜。
それを里山の動物たちが食べにくる。
山より安易に容易に食べ物が大量にあるのだから
そりゃ、集まるわ。
この事実を僕が知ったのは、動物写真家の宮崎学さんのサイト

これをこのサイトでは「無意識の餌付け」と呼んでいた。

でもね、元々の原因はちょいと違うんじゃないかと僕は思うのだ。
ちゃぐりんにもたまにお仕事いただくから勇気必要だけれど、
JAっていう団体が決めた「規格」ってモノに問題があるのではないかと
思っているのだ。

痩せてたり、曲がっていたりすると「規格外」
ちょいと、ムシに食われていたりすると「規格外」

たしかに高度成長期やバブルの時代には売れなかったかも知れない。
でもね、今は「オーガニック」であったり「地物」であったり、
どちらかと言えば、そちら方向にシフトしてる。

そういや、数年前まで「無農薬野菜の宅配」してもらっていたんだけど
会員ニュースに会員からのクレームってのが載っていて
「虫が付いていた」ってのがあったけどさ・・・。アホカ!

無農薬野菜を作るってのは、現場で農作業している人たちにとっては
僕らが考える以上にタイヘンな作業なのである。
病気との闘い、虫との闘い・・・・etc.

鳥取の無農薬栽培に取り組んでいるピグともマサヲさんなんか
昨年、丹精を込めたメロン栽培が虫にやられちゃって
さらに今年は給食に提供するのだと、夜も眠れず、
とりあえず呑んじゃってるってくらいタイヘンみたいなのだ。
まあ、どっちにしても呑んじゃってるみたいだが・・・。

大きさ、やられ具合、その他諸々の「規格」そのものを
もう見直していいんじゃないかと、消費者の一人としてそう思う。

放置したハネモノは、腐って栄養になる事は分かる。
でも、もうそういう処理の仕方でなくて
ハネモノもペーストやジャム、その他、形を変えれば色んな商財に
なる事は明白である。

どっちにしたって、食って、消化して、出しちまう時は皆同じでしょ。

時代遅れの「モノサシ」はもういらないと思う。