楽しいお仕事 | 太亮の独言毒言

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絵本作家、イラストレーター、デザイナー、アート・ワークショップなどで
活動している木村太亮の公式ブログ。
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先日、一度仮納品しておいた「色んな魚の産卵」イラスト群

先ほど、監修の先生のお返事をいただきました。

なんと・・・・


「直しなし!」「問題無し」


ウフフフフフフ。
意外とコレ大変なコトなんですよ。

編集の方の頭の中にも思い浮かべるビジュアルがある。
監修の方は学術的に正しいか正しくないか?という点で
厳しく見つめてくる。

それを踏まえた上で、見てもらう子どもたちに魅力的なイラストにしたい。
真似してもらえる絵を描きたい。

単に「好きな絵」描いている訳じゃないんですよ。実際の話。

特にイキモノの場合、監修の先生にも癖があったりして
イラストというものの意味を良く理解してくれていて、
ヒジョーにオーラカな先生もいれば、

あるいは正しく生物学の観点から見つめてくれる先生。

いや、どちらの方も自分の持つ責任に対して、真摯な方が多いです。

でもね、普通数回の直しは当たり前。
だって、元々知らないこと描いてるんだもの。
全部が全部、現物見た事ある訳じゃないんだもの。

たとえば今回の仕事の中で「タナゴの産卵」という絵がありました。
タナゴは産卵期に入るとオスは鮮やかな産卵色に体色が変わります。
どの図鑑見ても、その絵が描かれています。

んじゃ、その時、メスはどうなのか?

それが描かれている図鑑は皆無でした。
ネットでも調べましたが、ほとんど皆無に近かった。

では、どうするのか?ソーゾーリョクで描くのです。

今回はオスほどではありませんが、ウッスラと一カ所だけ
鮮やかな色を薄く足してみました。

だって、産卵って、彼らの生涯にとって、
やっぱりとても大きなイベントでしょ。

女子だけ地味なのはどうなんだ?って感じで、でもジミコンなレベルで・・・。

直しが入る事を想定しての描画でした。

でも結論から言えば、他の魚たちも含めてオールOK!
なんかテストで100点取ったみたいな気分です。

いいオジサンですが、こういうのはヤッパリ嬉しい。
そういう仕事です、ヤッパリ楽しい。