この時期は恐いのよ。 | 太亮の独言毒言

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松田選手の不慮な事故の続き。

彼はシーズンインする前に健康診断を受けていた。
特筆すべきものは何もなかったそうな。

元々プレーを見てたって、
心肺機能に問題があるようには思えない選手だった。

それでも「梗塞」が起きた。

梗塞を簡単に言えば、血液中の成分が固まって、
ダンゴ状になり、それが血流をせき止めてしまう現象。

脳内の血管で起これば「脳梗塞」だし、
心臓の冠動脈で起これば「心筋梗塞」である。

じゃあ、なぜ固まりが出来てしまうのか?というと、

元々コレステロール値や中性脂肪が高いとか
高血圧症である。とか、
老化によって血管そのものが、弱っていたり、
固くなって融通が利かなくなっていたり、
まあ、色んな原因が考えられるんだけれど、

いずれにせよ、血液中の水分バランスが壊れ、
ドロドロの状況になって、その次に血腫ができると考えるのが
一般的な所だろう。
そうなると、血液の流れは滞り、血液中の酸素が体全体に
行き渡らなくなって、不具合が生じてしまう。

でね、そういう風に普段から「心当たり」のある人は、
中高年なら、ほとんどが当てはまると思うのね。

でもさ、松田選手のような普段から心掛けている人や、
少年少女にもこの時期には注意が必要なんだよ。

そのもっとも具体的な例が「熱中症による脱水症状」な訳だ。

汗っていうのは、ある意味血液そのものだからね。
発汗する事によって、残った血液は濃くドロドロの状況になる。
つまり、普段は何ともない人が上記の梗塞の起きるまでと同様の
状態になってしまう。そして場合によっては梗塞も起きるし、
酸素が脳に供給されなくなれば、死に至る場合もある。

先日、松田選手の一件が起きてから、AED設置の施設が増えて来ているようである。
AEDは器械そのものが、使用方法をガイダンスしてくれるので、
未経験の人でも使いやすいだろう。それはそれでいい。

でも、本来は運動する人たちが、あるいはそれを見守る人たちが
そういう事態に陥らないようにコントロールしてやらないと
事態が起きてからでは、ちょっと遅い気もするんだよね。

僕は最近シフォンの散歩くらいしか運動はしていないけど、
考えてみれば、結構危険な状況で運動をしていたようにも思う。

今日も知合いのオジサンたちは午後一からソフトボールの試合をしてたりする。
その目的は間違いなく「オタノシミ」であったり
「健康のため」だったりする訳だけど、
正直言えば、この時期のこの時間帯にするのは、
チョイと危険な気もしているのである。