白バック禁止? | 太亮の独言毒言

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絵本作家、イラストレーター、デザイナー、アート・ワークショップなどで
活動している木村太亮の公式ブログ。
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表題だけじゃ、なんのこっちゃ分からないでしょ。
これは公共の制作物に昔から言われていたお約束事項。

たとえば消防庁だとか,救急救命協会だとか,警察庁だとか、
その他、地方自治体だとか,選挙のポスターだとかね。

何でだと思います?


まあ,最近は,その言い伝えが消滅しつつあるのか?
(言い伝えられていないのか・・・・)
あるいは,少しずつ、規制が緩和されてきているのか?
白バックのポスターや掲示物も少しは見られるようになってきましたが・・・。

主な理由はね、掲示する場所が白壁だから・・・・だそうです。ハァ???


特に選挙のポスター等の場合、選挙のポスター貼る掲示板が白で塗装されている。
という事が,主な理由なのです。

もっとひどかったのは、プレゼンテーションする際、
プレゼンテーションルームの壁が白だから!というのもありました。
(ちなみに、僕はそのコンペ勝ちましたが・・・・)

もうずいぶん昔の話なので、しゃべってしまっても良いと思うのですが、
コピーライティングもしました。
心肺蘇生法を覚えてもらう講習の募集ポスターでしたが、
心肺蘇生って自分に施せないんだよねえ。つまり自分のためには使えない資格。
そこでコピーは
「あなたの愛する誰かのために!」というコピーを書きました。
んで、ビジュアルは小さなハートが集まって大きなハートになっているというもの。
当初は白バックでした。とても清楚でいい感じに仕上がっていたと思うのですが、
採用が決まってから背景に色を入れてくれ!と。

んで,背景に濃いブリティッシュグリーンを敷きました。
春の時期のポスターなのに、思い切りクリスマスな感じ。
正直、ウ~~~~~~~ムと唸ってしまいました。ハハハ

選挙のポスターも、どうして?と思うようなバックのモノが多いですよね。
大体その年齢の人たちですから、白髪まじりでキリヌキにも苦労するのです。
背景白なら、それほど不自然にならないのですが、ドの文字がつく色のバックだと
当然目立ちます。遠目に見るものですから、それでもいいじゃん!とも思いますが、
制作者から言わせれば,あまりいい感じではない。賢い表現じゃない。と思います。

少し前におこなわれた参議院選挙では,珍しく白バックのポスターがありました。
候補者は,初めての選挙で、そういう概念がなかったのかも知れません。
あるいは企業のトップの方なので意識をして,そういう表現にしたのかも知れません。
いずれにせよ,使われていた写真は、肝臓悪いんじゃね?と思う程,
顔色の悪い写真でしたが、掲示板の中では、とても目立つものでした。

選挙のポスターも目立ってなんぼ!印象を強く打ち込んでなんぼ!です。
既成概念を踏まえた上で、その裏もあっていいと思います。
とりあえず,近日中に僕はまた選挙のポスター手がけるのですが、
サンプルの段階でプリントアウトして実際に並べてみて、
比べたら?と提案しています。

まあ,表現するのに制限というのは、あって当たり前なのですが、
そういう所の規制緩和も,実は大事な事なんじゃないかと思ったりするのです。