天晴れ!大和撫子 | 太亮の独言毒言

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絵本作家、イラストレーター、デザイナー、アート・ワークショップなどで
活動している木村太亮の公式ブログ。
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「ながらTV」で見ていたオリンピックであるが、
なかなか素晴らしい試合も多く、
つい、仕事そっちのけで見入った時間も多かった。

なでしこジャパン 堂々の4位
アメリカ戦、ドイツ戦と連敗してメダルは逃してしまったけれど、
素晴らしい闘いであった。澤が言うように「やりきった!」感が強い。

特に三位決定戦のドイツ戦の前半。カンペキであった。
あそこで、一点決めていれば、ノルウェー戦の再来になったであろう。
得点を決められずに「惜しい闘い」というのは、反則であろうが
まさに「惜しかった」。
アメリカ、ドイツなど強豪に共通して言える事は
得点を取って優位に立った時点から守りに入らず、畳み掛けてくる強さだ。
畳み掛けて潰して完膚なきまで叩いてくる。
それはそれで、やっぱり日本は学ばなければいけない考え方だと思う。

でもね、この大会においてのなでしこジャパンの闘いは、
早々と予選敗退を決めちゃった男子に比べて、
いかにも「天晴れ!」であった。

ソフトボール女子 金メダル
たぶん、この大会で一番感動を呼んだ競技ではなかったろうか?
二日間で413球の連投が注目されている。
アップも含めれば軽く500、600超えてるだろう。

確かにあのプレッシャーの中で、413球24回というのは、スゴイ事であると思う。
全身は筋肉痛であろうし、握力もほとんどないのではないか?

でもね、正味、ソフトボールでの連投なんて、割と普通の事でもある。
日本リーグだって、予算が限られているから日程が厳しく、
短期間で試合が立て続けにある。したがって、連投になる。
中三日、中四日で投げるプロ野球とは、普段から与えられた環境に
違いがあり、同列では考えられない。

今回は4人のピッチャーがいたけれど、それぞれのチームに戻ったとき
それぞれのチームで、大事の試合を任せられるピッチャーが
重複して所属している事は、ほとんどない。
ゆえに、必然的に連投を経験しているはずである。


むろん、あんな大事な試合ではプレッシャーや
脳の疲労度も桁違いだろうけれどね。


僕自身もソフトボールプレイヤーの一人である。
(一応、都大会ベスト16まで行った事がある)
ソフトボールは日本においては、どこかしら、
レクリエーションの一角と考えられがちであるが
今回の映像見てもらっても分かるように、
競技となると、レクリエーションとはほど遠いモノである。
市民大会レヴェルでもウィンドミルで投げるピッチャーがいるし、
都大会レヴェルになると、ちょっと半端ないライズ投げるピッチャーがいたりする。

ソフトボールでは、あるレヴェル以上のピッチャーが先発すると
なかなか得点は入らない。「本因坊級の五並べ」みたいな試合になる。
ほとんどが「精神戦」である。ミスした方が負け。みたいな雰囲気である。

今大会、一発が多く出ているとはいえ、本来、あんなにホームランなんて出ない。
しかもアメリカの選手のホームランなんて、パワーだけで持って行った感じである。
あんなもん「事故」である。

本当は、もっともっと小技を使って、相手を崩す所も見たかったのであるが
いずれにせよ、総ての試合、素晴らしい闘いであった。
特に守備力では、ダントツであったのではなかろうか?
記録に残らないレフトフライやライトフライ。ここ一番でのファインプレー。

まさに堂々の金メダルであった。天晴である!