ようやく、目処が立った。ようやく
「いいじゃないすか!」を引き出した。
ウ~~~ム、長かった。
木村、どちらかと言えば、下り一直線なのでその手の事は想像でしか分からないが
「ズ~~~~~と出なかった便秘が解消された」
みたいな感じ(たぶんそうなんだろう)
僕らの仕事は、良く勘違いされやすいのだけれど、
好き勝手な絵を描いているばかりではないのだ。
むしろ「シバリ」「シバリ」「シバリ」と重なるような状況の中、
Crさんが何を求めているか、考えて考えて、表現する方が多い。
理想的なのは、Crさんが想定している仕上がりを超えて、
良い意味で「裏切れる」仕上がりを上げれる事だ。
それが出来ないと、単なる「下請け」でしょう。
そんなのは嫌だもん。
今回の難航していた原因は、たぶん「空気感」。
たとえば、デッサンを考えてみてほしい。
上手なデッサンを描くには、それ程長い修練は必要としない。
美大を受験する人たちだって、それ程長く練習する訳じゃないでしょ。
でもそれは、カタチが取れるようになるだけで、
どちらかと言えば、「テクニック」と言って良い。
「良いデッサン」はカタチじゃない。
ウン、「重さ」とか「存在感」とか「佇まい」とか・・・。
そこにそれが存在する。という実感が、デッサンから受け取れるように
描けるようにならなければいけない。
(分からない人には分からないだろうなあ。分かる人には分かるでしょう)
つまり、今回試行錯誤していた時点での木村の絵は、
「カタチは取れているけれど、存在感がなかった」みたいだ。
まあ、でもね、色々難しいシバリがあるんだけれどさ。
そんなに簡単じゃないのよ。実際の話・・・。
でも、闘ってきたおかげで、目処が立った。
決して「終わった」訳ではないけれど、
恥ずかしい終わり方を想像しなくて良くなった。
ハァ~~~、ようやく肩の荷が半分降ろせた。
後は、どうやってCrさんの想定を上回る裏切りが出来るかだな。
ともかく今夜は寝てしまおう。いい結果を持って、寝てしまおう。
エアコンを「安眠モード」にして寝てしまおう。
多分今夜は、良く寝れちゃうと思うのだ。ウン、そうしよう!