VSエクアドル戦 | 太亮の独言毒言

太亮の独言毒言

絵本作家、イラストレーター、デザイナー、アート・ワークショップなどで
活動している木村太亮の公式ブログ。
まあ、単なる戯言だとお聞き流し下さい。連絡先は、deeworks3623☆gmail.com

海光苑さんも楽しみにしてくれているジャパン評。
本日も行かせていただきます。

とまあ、言ってはみたものの、
前半30分位までは、風呂入れたり料理していてBGMでしか観戦していなかったので
あまり大きな事は言えないね。まっ、所々は見ていたけれど・・・。

今日は試合前、息子とちょっとサッカー談義をしていたのだ。

そのテーマは、センタリングに対してどこに走り込むのが一番オイシイのか?

実は先日息子がセンタリングからのファーサイドに走り込んでシュートを決めた。
ただし、ヒザで・・・。
でもそこに走り込んでいなければ、得点そのものがない訳で、
そこに走り込んでいる事は、とっても良い事である。と誉めた。
でもね「ウラ」なんだよ。正味そこはオコボレしか来ないのだ。
だから、走り込んでいる事は素晴らしいがベストの位置ではないのだ。

そのセンタリング上げた子は両足が使えてスピードもあり、
サントスばりの低くて早いセンタリングを上げてくる。
さて、そうなると一番おいしい走り込む場所は、ニアサイドでキーパーの前なのだ。
そこなら、別に「蹴らなくても」体のどこかに当れば
(コースをちょいと変えるだけで)得点の可能性は非常に高い。

この手の走り込みで僕のサッカー人物伝に残っている選手はポーランドの
「グジェゴーシュ・ラトー」である。
1974年のドイツWカップで彼は何本ニアに走り込んで得点を決めたか。
彼の決めたゴールのほとんどがコレだったのだ。

正直な話、見た目はそれほどカッコの良いゴールじゃないんだけれど、
デフェンダーから考えてみても「防ぎようのないゴール」である。

ちょいとと言うかかなり長い前振りなのであるが、本日唯一の佐藤のゴールはまさしくソレだった。
しかも、その場所に走り込む前に一度ゴール前に入る振りをしたバックステップ見せつつ
「オイラはホントはコッチに行くんだもん!」という入り込み方も教科書的に素晴らしかった。

息子に百言するより君のワンプレーの方が分かりやすかったよ。
いやあ、ありがとう!

ハッキリ言って、ジャパンにおけるゴンの後継者は佐藤だと確信したね。
大黒でも大久保でもない。佐藤だ。スーパーサブとしてはとても好い。
出て来てイキナリのプレーで体投げ出して相手のクリアを阻止した所なんか
ゴンが乗り移っていた。
少なくともジーコ買わなくても僕は買う!!

常に問題にしている三都主&小笠原であるが、あまり人間的に進歩をしているとは思えない。
やっぱりイライラが出て来てしまっているし、それが反則なり相手の大チャンスに繋がっていた。
(座禅でもせいよ。四国八十八ケ所参りせいよ。須藤元気もやってるぜ!)

ただし、佐藤が決めたシュートは小笠原からのスルーパスを三都主がセンタリングしたもので
そこはソレ、良い流れであったと僕も認める。

小笠原と小野ちゃんの大きな違いは、「遊び心」なのではないかと思ってしまった。
小笠原は小笠原なりに一所懸命なのである。それはそれで充分認めちゃうし大事な事だが、
小野ちゃんは、一つ一つのパス出すにしても
「あんなことやってやろうか?」「それともコンナのはどうよ?」みたいな
スンゴイプレッシャーの中でも自分自身が「愉しンじゃいたい意識」が見えるのよ。
それはプレーヤーとしてとても大事な事だと思うンだな。

その一つの表れとして、「プレーした後の表情の違い」がある。

小野ちゃんがミスッた後は、悪戯がばれた子どもの顔。
小笠原のソレは、なんだか深刻なんだなあ?ドウヨソレ?
小笠原だってもっと楽しめば「デキル子」だと思うんだけれどなあ。

いずれにせよ小笠原もドイツには行くのだろう。
でも「控え」だよ。だって彼よりイマジネーション溢れるヒデもシュンスケもいる。
無理矢理使う必要はないはずなんだから・・・・。

だけどね、ここへ来て、WBC見てちょっと考え方が変わったよ。
小笠原君よ、ジャパンのヤクルト宮本になれるのは君しかいない。
控えであってもセレソンはセレソン。君が心を開き、自ら「縁の下の力持ち」を望んだ時
ジーコジャパンも一つになるのではないかと思うのだよ。