僕はやってない! 仙台筋弛緩剤点滴混入事件守大助勾留日記/守 大助
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2001年6月に(地裁裁判前に)明石書店から出版されました
はじめに社の都仙台にある
北陵クリ二ックという病院で
点滴に筋弛緩剤が混入され何人かの患者さんが死亡し
また多くの患者さんが重篤な症状に陥ったとされ
同病院の准看護士の守大助さんが逮捕されたのは
今年の1月6日のことであった。
私たちは、前代未聞の連続殺人鬼の犯行に眉をひそめ、
世も末だなどと語りあったものである。
その後計5件の事件で起訴され、
容疑者から被告に変わったとき
守被告を憎悪し、重刑を望んだのは私達だけでないと思う
ところが
あるきっかけで守被告の拘留中の日記を入手し
読み進めていくと
全文が守被告のいわば悲鳴である。
「僕はやっていない」
「信じて欲しい」
「なぜ僕がこんな目に遭わされるか」・・・
そして行間には
自白に誘導する取調べ官の強引な言葉と行為が見え隠れする。
私たちは何が真実なのかわからなくなってしまつた。
つづく・・・
![$えん罪・仙台北陵クリニック事件](https://stat.ameba.jp/user_images/20100916/02/daisuke-hiroshima/33/f5/j/t02200302_0500068710750017192.jpg?caw=800)
事件とされたのは
1件の殺人(心筋梗塞)
4件の殺人未遂です