アンニョン~
昨夕は、義母の介護にて夜勤をしました。
認知症の義母ですが、身体は自立?ですが行動は介助が必要で
傍で起きて見守りをします、傍にいる事で安心感があり良眠です。
夜勤中、えん罪支援と関係ありませんが読んだ本で しました。
高齢者福祉がわかる専門の月刊誌です。(2007年・4月号)
金沢市の出来事。
あるグループホームでの出来事です。
職員のさし向けたファンヒータによる熱傷性ショックで女性入所者が
死亡する事件が起きたそうです。o(;△;)o
このときの職員は自分が死なせたと言う自責の念にかられ自殺を図ったが
一命を取りとめ、「殺人罪」で逮捕されました。(当時28歳)
現在刑が確定し「懲役10年」で服役されているそうです。
この事件を新聞で読むと「蜜室における虐待・殺害」と思われるでしょう。
「GH・・・・事件を」考える=事件と裁判のあらましを①ですが。
読んでいて、唖然としました。
グループホームで事件が起きたのは夜間での出来事です。
入所者が寒いと訴えたため、ファンヒーターを近づけたが、自分はウトウト
してしまった事が原因のようです。
一人で休憩もない(2人の場合休憩時間に仮眠が取れます)
経費節減のため、エアコンはあるが寒い時だけ
ファンヒータを使用するように使用するように言われていた。
入所者の把握が出来ていないまま夜勤をしていた。
定員12名のユニットを備える認知症対応型共同生活介護施設です
これを、グループホームといいます。(略 GH)
この職員は、昼間勤務を希望しましたが叶えられず、ホームへルパーの
資格を取るために違う施設に通いながら夜勤をこのGHでしていました。
昼間、資格を取るために施設に通うことが皮肉にも
睡眠不足の原因になったようです。(>_<)
内容をすべてを書けませんが
資格を取るために勉強中でしたので、知識は乏しかったと思います。
業務時間は17時30~8時15分までこの定員では夜勤は1人でします。
業務内容は様々でしょうが、食事・排泄(トイレ誘導・オムツ交換)
口腔ケアなどなど朝まで一人でします。
8時間x2=労働なので休憩が必要です(1人では休憩が取れません)
介護の現場の実状は悲惨です。
「守大助さんを支援する広島の会」の支援者の方が
この本を読んでくださいと渡されました、読んでいて
介護の現場でも、医療現場でも、刑事事件には取り調べ裁判などは
構図が同じだと感じました。
死亡なので、故意なのか過失なのか。
「未必の故意による殺人」を認定する根拠となった
「死んでも構わないと思った」と言う調書の供述について
そんな事は言っていないと否認しています。
この支援者もヘルパーで仕事をしています。
この記事の中に
法律の知識もない「この職員は」調書の供述過程で、
何が有利で、何が不利かなど判断できるはずがありません。
事件後逮捕勾留されていても、弁護士を呼ぶことも知らず、
私選とか国選とかの区別もわからなかったと話していました。
彼女が本を読んで自分がもし遭遇したら「どうすれば?」と
不安を感じたそうです。
刑が確定する前日に、
「自分は「殺意はなかった」と信念をもって受刑地にいきます」
と話したそうです。
この本を読みました。
福祉・介護の現場では、
介護福祉士は国家資格です。
高校卒業後専門学校2年間卒業し国家試験を受け資格を得ます。
ヘルパーは、指定された養成講座を受けて資格をえます。
職場での仕事は同じです。
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