2020年9月、100年余の歴史を持つ帝国劇場初の朗読劇として『VOICARIONⅨ 帝国声歌舞伎 ~信長の犬~』が上演されました。
その帝国劇場も
2025年2月末をもって一時休館し、建て替えのため再開発されます。
結果的に、この「信長の犬は」帝国劇場において
最初で最後の朗読劇となりました。
子供の頃から通っていた帝国劇場
まさかここで、原作・脚本・作詞・演出をさせて頂く日が来るとは思ってもみませんでした。
しかも、これはただ朗読劇というだけでなく
この帝国劇場で「声優が声優として舞台に立った最初で最後の朗読劇」です。
「朗読劇は演劇じゃない」なんて言われてたこともありますけど
演劇界の最高峰の劇場である帝劇で朗読劇が上演できると知った時は、本当に嬉しかったですね。
みんなで喜んだものです。
おまけに、この舞台はその後
声優アワードのシナジーショーまで頂きました。
このあともキングダムなどで、帝劇で上演する機会はありましたが
やはり、ゼロから自分たちで作ったものを上演した感動は忘れられません。
ちょっと、記念写真を見てみます?
懐かしいですね。
万物流転
この劇場も新しくなります
その先の100年も、お客様を笑顔にする劇場でありますよう
そして、その時
僕も、自分の作品を上演できていますよう
それまで、僕の名札は「赤」のまま、眠りにつくでしょう。
ありがとうございました。
帝国劇場
P.S.
2020年9月、100年余の歴史を持つ帝国劇場初の朗読劇として上演した 『VOICARIONⅨ 帝国声歌舞伎 ~信長の犬~』。
劇作家・演出家 藤沢文翁が創り出した、朗読劇の概念を打ち破るスケールの公演が 全8組、Amazon Prime Video/DMM.com にてオンライン配信でご覧いただけます!
~STORY~ 「本能寺の変」で信長が死んでから数か月後 武蔵の国で巨大な白い犬(ボルゾイ)が保護される。 犬好きの田舎大名である太田資正は喜んでこれを飼った。 それが「信長の犬」とも知らずに… 数年後… 資正の城が風魔小太郎に取り囲まれ 外部との連絡手段が断たれた時 巨大な犬が戦場を駆け抜け資正を救うことになる。 この物語は 日本最初の軍用犬の実話を元にした 藤沢文翁版 異色の戦国絵巻である。
~出演者~
team 仁 諏訪部順一/朴璐美/平田広明/安元洋貴/梅原裕一郎/松岡禎丞/井上和彦
team 義 諏訪部順一/朴璐美/平田広明/安元洋貴/梅原裕一郎/島﨑信長/井上和彦
team 礼 諏訪部順一/朴璐美/山口勝平/小野友樹/梶裕貴/大河元気/井上和彦
team 智 凰稀かなめ/紫吹淳/真琴つばさ/彩吹真央/緒方恵美/甲斐田ゆき/井上和彦
team 忠 諏訪部順一/朴璐美/山路和弘/水田航生/梶裕貴/大河元気/山寺宏一
team 信 諏訪部順一/紫吹淳/石井正則/水田航生/下野紘/保志総一朗/井上和彦
team 孝 中井和哉/朴璐美/平田広明/水田航生/豊永利行/内田雄馬/山寺宏一 ・
eam 悌 諏訪部順一/紫吹淳/山口勝平/浪川大輔/置鮎龍太郎/大河元気/山寺宏一