心の病の人が利用出来る福祉施設には色々なものがある
一般の人にはどんなものがあるのか想像も出来ないかな
俺が利用したものは、作業所という、一般就労に向け訓練する施設がある
しかし、一般就労といっても、正社員でフルタイムで働くというのは、俺の経験では、ほぼなく、ほとんどがパートタイムのアルバイトである
それも、作業所で訓練してアルバイトまでこぎつけ、更に、長いスパンで継続して就労につく人はごくわずかだ
作業所にも色々とあり、基本的に、内職のような感じで、体を使っての労働というのは余り聞いた事が無い
俺が利用した作業所はちょっと特殊で、当時場所は小平市の小平駅近くの一軒家を借りそこに、20代から60代の男女のメンバー、そして、30代の女性スタッフ、20代の女性スタッフが常勤でいて、後はボランティアの会社をリタイアした60代の男性や、同じ心の病を持つ当事者の50代の男性の非常勤の人がいた
そこの作業所は、アメリカでは、普及しているクラブハウスというモデルの、ようは当事者で場を切り盛りし運営していき、宗教、キリスト教をアイデンティティに一つの社会を作るものなのだ
日本には、宗教との兼ね合いも無い為か一般的でなく、ほんの数カ所に過ぎず、なんとかこのクラブハウスモデルを広めようという理念を基に活動しているかなり変わった作業所であった
実際、職員や一部熱心な利用者はなんとかクラブハウスを普及させようと一生懸命であったが、なかには居場所として、安くお昼ご飯が食べれるという人達も勿論いる
俺は結構熱心であった
東京都庁にまで出向いて、あーだこーだ交渉したり、都内の別のクラブハウスの会合に出席したりなどなど
そこのメンバーは男性女性といるが、当時20代のガキだった私から見て、魅力を感じる女性もおらず、大学や専門学校から実習で来る女性に、本当は禁止されていたが、吉祥寺やらその学生の家に遊びに行っていた
しかし、実際に交際したのは8歳年上の、暴走族に昔所属していて、スナックや風俗店で働いていて、ホストにもはまった経験のある、どこか陰のある女性だった