今日は、夏至から数えて11日目を指す
半夏生だ。ジメジメとした梅雨の大雨の
時季の頃とはよく言ったものです。
この時季に降る大雨を半夏雨と言う。

もともとは農業で半夏生より後に田植えを
してはいけないとされた「農作業や生活の
中で雨に備えろ」という注意喚起なのだろう。
同時に「物忌みの日」ともされたそうで…
この間は農作業を休んだりもしたという。

やや不吉な伝承が多い半夏生だけど、
タコの吸盤のように苗がしっかりと根付き
稲が沢山実るようにと、関西では豊作を
祈願して神に供えたとするタコを食べる
風習がある。タコには疲労回復効果が高い
タウリンが多く含まれてる。

写真はお借りしました。

お隣の香川県はうどん県として名高いが
半夏生にうどんを食べるという風習がある。
収穫したばかりの小麦でうどんを打ち、
農作業を手伝ってくれた人に振る舞ったと
される。そこから生まれたのが7月2日の
「うどんの日」だと聞いた。

写真はお借りしました。

梅雨が明けると夏本だ。今年も猛暑、いや
酷暑になると……この時季に英気しっかりと
養って夏を乗り切りたいものです。




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蒸し暑い日々が続きますが、くれぐれも
身体に気を付けて元気に過ごしてください。