皆さん、元気ですか~!爆  笑

どんな時でもテンションを維持する男、それがダイスケです。

 

皆さんからの沢山の応援コメント、ありがとうございます!

辛くなったら読んでHP回復!笑い泣き

皆さんとは一度も会ったことがないのに、こんなに応援してくれる…

本当に感謝しかないです。

ブログやって本当に良かった~照れ

 

それでは、本編をどうぞ!

 

 

 

病院薬予防接種病院薬予防接種病院薬予防接種病院

 

僕は11/9から胸腔ドレナージ胸膜癒着術。

それに癌細胞の摂取を目的とした入院生活に入っています。

 

病院側

「オイオイ!これはヤバいヤツやん!」

「こんなに胸水溜まってるヤツ、ひさびさやで」

「とりあえず入院コース!」

「あとはスキマに何とか挟んだって~」

 

…って感じ???

大阪弁で書いただけなんだけど…

何か悪徳感が…グラサン

 

でも、こんな感じで主治医も予想外の早さで溜まってきた僕の胸水。

迅速に入院させてくれた病院側関係者の皆さま。

ありがとうございます!チュー

 

でも、急遽入院したため事前の詳しいスケジュール説明はなし。

本当にスキマに何とか入れてやっていくスタイルだと思います。

お~い!僕にスキマを分けておくれ~!

 

 

さて、前置きが長くなっちゃいましたが11/9入院初日。

それは突然やってきました…

 

入院して病室を自分流にプチ模様替えしていたダイスケ。

ひとみしり?なダイスケは個室にしました!口笛

 

看護師さん

「〇〇さん、今日ねぇ~」

胸腔ドレナージしますので今から準備しますね!」

 

ダイスケ

「い、今からですか!?」

そうです!

スキマは突然やってきました!

 

 

………

………

…5分後。

僕はベットでチョコンと鎮座…真顔

いつでもスタンバイOKな看護師さんが1名。

そして、呼吸器外科の先生が2名。

隊長!各自配置につきました!

 

若いお医者さんと中堅のお医者さんです。

 

若い方が助手か?えー

どっちが執刀するんだ?

できれば中堅の先生で頼む!チュー

…いや、もしかしてどっちもか?

2人がかりでやるのか!?ガーン

 

少々動揺するダイスケを尻目に若い彼が口を開きました。

 

若い医者

「今からやるのは胸腔ドレナージと言って…」

「このドレーンを肋骨のスキマに刺して胸水を抜く処置になります」

「処置自体は30分ぐらいで終了します」

 

ダイスケ

「………」

うむ、よく勉強した青年だ。

私が事前に予習した内容と同じだな。

謎に上から目線なダイスケ(笑)

皆さん、予習したんで許してやってくださいニヤリ

 

若い医者

「これくらい切ってドレーンを入れます」

「ですので、もちろん麻酔をします」

 

ダイスケ

「いつも胸水抜いてる時と同じ局所麻酔ですよね」

事前予習の成果を出していくスタイルです!プンプン

つい、口を挟んで彼の説明を止めてしまう…

 

若い医者

「…そうです、同じ局所麻酔です」

 

その後も彼は丁寧に胸腔ドレナージについて説明してくれました。

もう、僕の中での彼への好感度と信頼度は急上昇!ウインク

初見で若いからって不安に思っていた自分を恥じていましたてへぺろ

 

若い医者

「…説明は以上です、何か質問は?」

うむ、完璧です。

質問なんてあるはずない!プンプン

ここでしょうもない質問をするほど…ふぅ~えー

ダイスケぬるい人生歩んじゃいないよ!グラサン

 

若い医者

「あと、〇〇さん…」

「痛いときは痛いと言ってくださいね」

 

ダイスケ

「………はい」

………

…チッ!

最後に無駄なことを言いやがるぜ!

今までにこの痛い!ジェスチャーをして痛みが解決したことはない!

この俺をその辺の小学生だと思ってるのか!?

 

若い医者

「では、はじめましょう」

おっ!どうやら彼がメインでやるらしい…びっくり

 

彼に言われるままにベットに少し右向きになって横になった。

ベットの転落防止柵に掴まるよう指示されて言われるとおりに…

まるでユーカリの木に掴まるコアラのような格好になった。

 

この状態では背後にいる3人が全く見えないガーン

気配…これしかない!

全集中!背中の呼吸!

………

………

おいでえームリだよ!

 

若い医者

「今から冷たいの当たりますよ」

そう言うとエコー検査用のジェルを僕の左横腹に塗った。

エコー画像でドレーンを刺す場所を判断してるのかな。

 

しばらくすると…

 

若い医者

「じゃあ、今から麻酔いきますよ」

 

ダイスケ

「…ハイ!」

来た!プンプン

最初の山場!ニヤリ

胸水穿刺の時もコレが苦手。

なんだかんだで結構痛い…えー

 

ダイスケ

「!………ウッ…」

柵に掴まっていた右手の甲をつねって痛みをごまかす!ムキー

「………ふぅ~…」

「………オウッ!…」

不意に来る2本目の麻酔!ガーン

 

若い医者

「…まだいきますよ」

ねえ!何本いくのか事前に教えてよ~!笑い泣き

 

結局、何本の麻酔を刺されたのか…

気が付けば痛みの感覚は無くなっていました。

 

さあ、もう怖くないぞ~!

人類の英知、麻酔の力を授かったダイスケ。

もう完走した気分です!口笛ゴ~ル!!

 

若い医者

「…麻酔が効いてくるまではもう少し時間があります」

「始める前にもう一度言っときますが…」

「〇〇さん、痛くなったら教えてくださいね」

フッ…ニヤリ

どうした?若者。

今、自分で私に麻酔を打ったじゃないか。

痛くないんだろ?グラサン

………

…でも、ちょっと嫌な予感がえー

 

若い医者

「もう効いてますね」

「じゃあ、はじめますよ~

ちょっと大きな声で処置の開始を宣言する彼。

 

若い医者

説明しながらやりますので安心してください」

…んっ?キョロキョロ

説明しながら?

どういうこと?びっくり

 

若い医者

「今から切りますね」

当たってる感覚はあると思います」

!?…刃物?メス?

嫌、違うな…

何か電気の音が少しだけ聞こえる。

とにかく何かが僕の横腹にとても嫌な感触で当たっている…ガーン

 

若い医者

「ここ、少し痛いですよ」

「…あっ、ここからも痛いですよ」

背後から実況中継が聞こえてくる。

それを僕の脳内がリアルに再生してしまう…

そして、より痛みが増していく…

 

若い医者

「ここも少し痛いと思いますよ」

「〇〇さん?痛かったら痛いって言ってくださいね

 

ダイスケ

「………」

この状況で言ってどうなるんだよ!プンプン

もう少し頑張りましょう!って言われるだけだろう?えー

こっちのメンタルだけ無駄に使っちゃうんだよ!ムキー

 

そ・れ・と・も・

看護師さんが手を握って僕を応援してくれるのか?チュー

フンッ!プンプン

これくらいの痛み、耐えてやるわ~!!!ムキームカムカムカムカムカムカ

 

 

……う~ん。

彼の良かれと思っての丁寧な実況中継。

想像力豊かな?僕にとっては逆効果になりましたニヤリ

 

こういう時の患者って…キョロキョロ

きっと真っ先に頭にあるのは…えー

“痛みへの恐怖”だと思います。

 

彼もその心理をわかっていて実況中継してくれてると思う。

 

そう言えば主治医は違うな…

いつも胸水穿刺する時に麻酔は宣言するけど…

本番の管を刺すときは無言でいつの間にか始まって…終わっている。

 

人によってどっちのアプローチが良いのかわからないけど。

僕はやっぱり主治医の方がいいな~チュー

 

その後も丁寧な彼の実況中継を忠実に脳内で再生していくダイスケガーン

処置が終了したころには着ていたシャツが汗でびっしょり!

 

でも終わってみると…

そんなに痛くなかった気もするなえー

やっぱり僕の豊かすぎる想像力と彼の細かい実況中継が相乗効果して…

ふぅ~、まあいい。

とにかく終わった…真顔

 

大仕事?終えた気でいるダイスケに彼が一言。

 

若い医者

「じゃあ、抜きましょうか」

……

オッ~!びっくり

そうだった!

これで目的達成じゃなかった!

今、今やっと…僕は胸水を全部抜ききる力を得たんだ!

 

まるで自分が開発したかのように壮大に語るダイスケチュー

 

今までの処置は僕の左横腹に小指ほどの太さのドレーンを刺しただけ。

胸腔ドレナージの醍醐味?は…

何時でも胸水を好きな量だけ抜くことができること!

 

夢にまで見た何時でも抜いちゃうぜ!的な生活~照れ

先生!抜いちゃってくださいよ!

 

若い医者

「いきますよ」

そう言うとドレーンが繋がれた装置に皆が注目した!びっくり

彼がドレーンを挟んでいたハサミのような器具を緩めると…

 

ジャーーー!!

すごい勢いでドレーンの中を胸水が装置のパックに流れていった。

 

注意!胸水の写真です!

~苦手な方はスルーしてください~

 

 

 

ドレーンを挟んでいる器具、ねえ?ハサミみたいでしょ?

コレを扱えるのはお医者さんだけ!

看護師さんは触っちゃダメなんだって

 

 

いつも胸水穿刺が小さい小川の流れだとしたら…

こっちはその小川が何本も合流して出来た大河って感じ。

 

しかも…僕の胸水は出血性。

真っ黒!な胸水が勢いよく自分の横腹から流れ出していく光景…

皆さん、想像できました?真顔

 

けっこう、ビックリしますよ!ニヤリ

大丈夫!?俺の身体は…って急に不安になりましたガーン

 

最初に1.3ℓほど抜いてロック。

急に抜いたことで肺が膨らもうとして胸膜に擦れる。

この感覚がまあまあ痛い!

 

この日はもう1回だけダム放流!

結局、胸水は1日で2ℓほど抜きました。

 

こんな感じで装置ごと移動できます

これでトイレも安心!

欠点は…コイツが出す重病オーラ!

コンビニ行けば皆が道を空けてくれます(笑)

 

 

僕は入院前の11/8にも1.3ℓほど抜いています。

僅かな期間でこれだけ抜くと…さすがにキツい滝汗

痛みの他に立ちくらみが発生!

 

出血性胸水なので大量の血が失われていきます…チーン

結果としてかなりの貧血症状になります。

 

 

こうして入院初日から目的のひとつ…

胸腔ドレナージをしていただきました。

急遽決まった入院なのにスキマ時間を作っていただいた病院関係者の皆さま。

本当にありがとうございます。

 

 

 

~今日の1枚~

 

8階の病室から下界を見下ろすダイスケ。

家の明かりを見ていると…

猛烈なホームシックになります!えーん

 

窓際キケン!

近寄るな!