こんにちは!おすぎです(*’▽’)『おすぎの体質改善メソッドブログ』では僕のこれまで30年間に渡るアトピー体験談を交えながら、最新の治療法を綴っております。それでは今回は、前回お話した第2部と言うわけで今美容業界で大注目の次世代スキンケア【幹細胞培養液と植物幹細胞の違い】についてお話したいと思います。
現在、最先端の再生医療を化粧品の原料に応用し大きな注目を集めているのが【ヒト幹細胞培養液】と言われる物です。次世代アンチエイジング成分として多数の化粧品が増えてきてますが、実際にどんな成分でどのように働いていくのかについて、私なりに分かりやすく述べていこうと思います。
最も安全性が高く実用化が進んでる再生医療があります。それが【幹細胞培養液】です。幹細胞培養液とは、幹細胞を培養する際に幹細胞が分泌する成分を、大量に含んだ培養上清のこと。英語で『ADSC-CM』=Adipocyte(脂肪細胞)Derived(由来) Stem Cell(幹細胞) Conditioned Media(培養液)と言い、脂肪組織由来の『ヒト幹細胞培養液』成分です。化粧品表示名称は『ヒト脂肪細胞順化培養液エキス』と言います。
そこには、コラーゲンヒアルロン酸など組織を構成するタンパク質、他の細胞と情報をやり取りするサイトカインの様々な種類の成長因子(グロースファクター)などの500種類以上の成分が豊富に含まれてます。シワ改善、創傷治癒、ホワイトニング、発毛・増毛、抗酸化など、アンチエイジングに必要な機能を発揮するとされています。
ところで肝心の『そもそも誰の幹細胞を使ってるの??』と言う疑問がありますよね。日本では『医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律』第2条10項【生物由来製品】が規定されており、厚生労働省の生物由来原料基準を守る法律が定められてます。それを基に、エイズや肝炎を含むウイルス・細菌に感染していない健康な成人女性ドナーの皮下脂肪を採取し、その中から取り出した幹細胞を培養して抽出しているそうです。
②【次世代スキンケアの革命】
これまでのスキンケアは、不足したコラーゲンやヒアルロン酸、油などを補う対症療法と言う物でしたが、それは根本的な問題解決にはなりませんでした。アトピコさんの人は良く分かりますよね?乾燥を防ぐ為に、プロペトやステロイドを塗り重ねては、また掻いて掻き破って傷だらけになっては、またステロイドを塗るといった悪循環。
ですが、これから【幹細胞培養液】を使ったスキンケアでは、細胞の不活性という根本的な原因に着目し、線維芽細胞を増殖・活性化させ、ターンオーバーを正常化させます。
活性サイクルに入った細胞はSOD(抗酸化酵素)や成長因子も増加し始め、負のスパイラルを断ち切り、持続的な活性サイクルに入る事で組織が再生し始めます。まさにこれが、次世代の『アンチエイジングスキンケア』と言われる、再生と防御の両方を兼ね備えた根本療法に繋がるというわけですね。
③【植物幹細胞との違いとは?】 |
ドラッグストアに行くと、たまに幹細胞配合のコスメを見かける事がありますが、よく見ると『植物幹細胞』と書かれてました、ヒトと植物では一体何が違うのでしょうか?
まず、『植物幹細胞エキス』には、細胞表面の活性化を促す受容体(レセプター)の仕組みは存在しません。つまり、根本に働きかけて肌そのものを活性化していくことはできないのです。
対して、『ヒト幹細胞培養エキス』は豊富に含んだ成長因子などがレセプターにフィットし細胞の活性化を促進。加齢によって減少するコラーゲンやエラスチンなどハリのある肌を構成するタンパク質は、このような細胞の代謝によって作られる為、植物の幹細胞由来成分が、人の細胞に対してどのように作用するかは、明らかではない点が多いのが現状です。
⑥【まとめ~今後のスキンケアへの期待~】
では、長くなりましたが、本日はここまでになります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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<Profile>
- 特定非営利活動法人 日本アトピー協会 会員
- 認定NPO法人 日本アレルギー友の会 会員
- 一般財団法人 IBMF 内面美容医学財団 公認ファスティングカウンセラー
- 日本スキンケア協会 スキンケアアドバイザー
- 医薬品 管理登録販売者