私は月数回、長期入院している、ほぼ全介護状態の父に会いに行きます。
父はここ最近、私に怒りやイライラの感情をぶちまけることが多々あります。(白内障が進行し、治療が
できない為、ほとんど見えないことによるストレスもあるかもしれません。)
先日に至っては、食事を口に運んだところ、顔面めがけて吐き出されたり(泣)、「お前は不自然だー、やさに
帰れ~!」と怒鳴られたりし、家内が行くとそういった事はないこともあり、精神的にこたえておりました。
そんな時に姉と妹と会う機会があり、相談すると、「父は大輔にだから自分の全てを出せるんだよ~、父が
甘えられるのは、大輔を一番信頼している証拠だよ!」と言われて、ハッとしました。そういう事だったんだ!と
腑に落ちたら、父の全てを受け入れられる!と思えました。
そして、自分も父に対して、気を使い過ぎず、ありのままの自分を出していこう!と決めて、先週末、
意識を変えて、父に会って参りました。
いつもだとジュースを買っていったり、マッサージをしたり、積極的に話しかけたりと、間をもたせようと先
回りして行動していたのですが、それを辞めて、父を前に何も思い浮かばなかったので、ぼーっとしていま
した(笑)
すると20分後位に、父が一言、「目の前が見えるようになった!ありがとう」と言ってくれ、その後も「ありが
とう」の連発で、びっくりしました。
何だか、今までのカタチ的な交流から、心で通じ合う真の交流に発展したような気がして、何とも言えない
温かい気持ちになりました。
家族同士のやりとりは、ある種、容赦ない分(笑)、他人とでは体験できない深い学びがあるように感じて
いる今日この頃です。