『8月中旬』〜2017.08.20〜 | 【台スポ】 

【台スポ】 

そんなに長生きするわけない。
ビールをどれだけ飲めるかな。


(PM8:09)

PM6:36頃、

昼の部を見終えた中年のハロプロファン男女は、

研修生のパンフレット広げて話したのは最初のうち。

機械に刺さったタバコを吸いながら、

普段の飲みの雰囲気か。

アイドル観覧及び応援は、

この世代には趣味みたいになっているのか。

わかる気がする。


50過ぎの既婚男性がスマホにヘッドホンを差し込み、

ゲームに興じている。

パズルゲーム上海のBGMが聞き応えのあるとは思えんが。



昨日は朝から変だった。

声出ちゃうというセリフ入りの豪快な喘ぎ声で、

午前10時に目が覚めた。

表からは近所のおばちゃんの世間話も聞こえるのに、

精が出ることだ。


夕立と雷に襲われた中野五丁目は、

その後も雨が降ったり止んだり強まったりを繰り返した。

そんな中、

夜の部を見終えたハロプロファン中年女性4人組がご来店。

様々なファン層を見るにつけ、もはや文化。

中年世代の経済活動が偏り気味かと心配する。
(自分も含めて)

土曜にしては早く客がひけて、

のんびり店内の後始末していると、

女子トイレのゴミ箱にパンスト発見。

雨で汚れたか雷でデンセンしたのか。

アルバイトの女の子達が閉店近く、

こっち見てニタニタしてたのは、

これの布石だったか。

やれやれと帰宅して、

ビールを買うため西友の駐車場に入ると、

ピンクのワンピースから白い脚をニョキッと出した人が

自転車と一緒に駐輪場にいた。

スクーター置き場にバイクを置いて、

店に入るのに駐輪場の横を通って気づいた。

ピンクのワンピースはレース状で、

小柄で寸胴なボディーには黒い下着が透けて見えていた。

髪は長く、金と銀の間くらいに染まっていて、

生乾きのように不揃いに纏まっている。

その後ろ姿だけで不気味な予感しかしなかったので、

そそくさと西友に入った。

おつとめ品の鯛の刺身を買おうか迷っていると、

来店メロディーが店内に流れるや否や、

パタパタとスリッパを鳴らしてピンク色が入って来たのだ。

瞬く間に俺を抜き去り、

一目散に酒類コーナーへ向かい、

ボタンで店員を呼びレジを済ませ、

あっという間に出て行ってしまった。

俺は鮮魚コーナーに立ち止まったまま、

静かな店内に響く音だけから想像して様子を書いたが、

前からの姿を見ることなく済んだのは、

祟りや呪いを避けられた気分だった。

こうして、サタデーナイトは更けていった。



(PM3:45)

どんより曇り空。

どうやら大気不安定。



(メモ)
売:240,000
夜:親子丼、カツオ切れ端、串カツ
酒:スーパードライ2,500cc
肴:笹かま、ちくわ、チーズ、あたりめ、
       せんべい、コールスロー、サラダチキン