年明けにヒラメ釣りに行って自分だけ釣れなかった悔しさを晴らすべくリベンジに向かった。
４月２３日。今回は三浦半島の小網代港の丸十丸にお世話になる。小網代湾はとても水が綺麗で景色もいい。有名人の別荘もあるような静かなリゾートだ。以前カヤック釣りに行った事もある。カワハギやマダイ、ベラが爆釣だったいい思い出がある。ここでヒラメが釣れるってマジか！？
丸十丸の小菅船長はとても愉快な方でどんな事を聞いてもおもしろおかしく答えてくれるハッピーバイブス船長。ここのヒラメの釣り方は生きたイワシをエサにして海底付近を泳がせる。生きているエサをいかにストレスを与えずに弱らせないで扱うかが釣果の肝となる。そこでまずはエサの付け方のレクチャーが始まった。
「まずでかくてプロポーションのいい元気なイワシを選んでな、君らもいい女の方がすぐ食いつくだろ」「そっすね」
「そっと優しく持ってあげてよお、ぎゅっと握ると弱るからよお」「そっすね」
「イワシには鼻の穴が開いてるからよ、そこんとこに親針を刺してやってな」「まじっすか」
「で、ひっくり返して肛門によ、孫針を刺してやんのよ。上手く刺さんなかったら適当でいいからよ、これ全部を３秒でやんのよ」「肛門！３秒！はんぱねっすね」
「手早くやんねーと弱るからよ、ま、頑張ってな！」「頑張るっす！」「今日は井手さんに釣ってもらわないと帰れねーからよろしく頼むよ。笑」「ういっす。頑張ります！」
愉快な小菅船長の娘さんは知る人ぞ知る有名釣り名人の綾香ちゃん。現役女子高校生の綾香師匠からもヒラメ釣りのコツを教わって更に僕に綾香師匠の竿を貸してくれた！感度抜群な伝家の宝刀を借りたからには絶対に結果を出さねばならない。
制服姿でセッティングまでしてくれる師匠。ありがとうございます。
出船前（登校前）に全員で記念写真。
前回のヒラメ釣行でご一緒した中鉢慎さん、マグロ問屋を営んでいる石橋さん、和竿職人の汐よしさんと個性的なメンツが揃った。みんなで楽しくヒラメを釣ろう！女子高校生に見送られながらの出船は初めて。
早速釣り開始。慣れない手つきでイワシを付けてストレスを与えないようにゆっくり落とす。
そして１～５メートル底から浮かしてあとは待つ。船の移動とともに水深が変化するのでこまめに底を取りながらなるべく一定の高さを浮かせる。
イワシが暴れだした！竿先で暴れ具合が分かる。これはヒラメに狙われてるぞ！しばらく待ってから巻き上げてみるとイワシは何ともない。暴れているのは気のせいだった。元気に泳いでるだけ。
隣で赤ワインが釣った！重そうに巻いてくると本命のヒラメ！
またしても赤ワインに先にやられた！ヒラメ先輩だな。グラデーションのグラサンをかけたらそう呼んでやろう。おめでとう！
僕にもアタリが！
高級魚のアオハタだ！一目追加！
ヒレやボディがうっすら青みがかっているがどう見ても黄色。なのになぜかアオハタ。黄色いそばかすがオシャレ。アヲハタジャムはなぜかオではなくヲ。どちらも理由は不明。
アカエソホシノエソも釣れた。
以前にも釣っているので目追加にはならないがこんなサイズでイワシを丸呑みしているのが凄い。他の人はエソはリリースしているが僕は食べる。おいしいよ。
ホシノエソで目追加！
そしていいサイズのカサゴも釣れた。
カサゴは超美味でいつ釣れても嬉しい。煮付けにしてやろう。
魚種は割と釣れるが本命のヒラメがなかなか釣れない。汐よしさんは自分で作った竹製の和竿ででかいヒラメを２枚も釣っている。優しい人で僕にそのうちの一枚をくれると言ってくれた。いいんすか！あざます。
残り時間が少なくなってきた。一生懸命底を取ったりこまめに動かしていたが疲れたのでイワシを放り込んで放置。気分転換に船長が今まで出たテレビのバラエティ番組のロケでどれが楽しくてどれが過酷だったかとか、とあるロケで釣れたヒラメの腹に稚魚放流された模様が付いていて視聴者から「あれは養殖ヒラメでヤラセなんじゃないのか」と意見が来て困ったとか、俺の若い頃は～とかそんな面白い話を聞いていた。その時、竿がグインと引き込まれた！
船長が叫ぶ。「竿は動かさずにゆっくり一定のスピードで巻けよ！ポンピングすると外れるからな！ゆっくりじっくり味わいながらだぞ！」「えへへ～」
遂に念願のヒラメが釣れた。
高級魚の天然ヒラメはもちろん目追加！
そのときの動画がこれ。
その直後にヒラメがもう一枚釣れた。土壇場のヒラメ２連チャン。奇跡がおきた。
ふたを開けてみるとなかなかの釣果で竿頭。大満足の釣行となった。何と言っても船長が最高のキャラクター。小菅船長ありがとうございました！
天然ヒラメと養殖ヒラメの違いだが、真っ白い腹が天然、腹に茶色い模様（腫瘍、パピロームという）があると養殖とのこと。
だが卵から数センチになるまで育てて稚魚放流されたヒラメが自然の大海原で育ってもパピロームが出る。今回僕が釣ったヒラメは１枚目がパピローム付きの「稚魚放流された天然育ち」そして２枚目
が本当の天然ヒラメ。稚魚放流された奴らは稚魚放流されたのであって成魚になるまで養殖されたわけじゃないので海で釣れて「ああ養殖モノだ」というのはちょっとトンチンカンな話だ。でも言う人は言うらしい。ヒラメ豆知識。
アオハタとヒラメで２目追加！とホシノエソで３目追加！
合計１２４目１２５目で残り７６目７５目！
４月２３日。今回は三浦半島の小網代港の丸十丸にお世話になる。小網代湾はとても水が綺麗で景色もいい。有名人の別荘もあるような静かなリゾートだ。以前カヤック釣りに行った事もある。カワハギやマダイ、ベラが爆釣だったいい思い出がある。ここでヒラメが釣れるってマジか！？
丸十丸の小菅船長はとても愉快な方でどんな事を聞いてもおもしろおかしく答えてくれるハッピーバイブス船長。ここのヒラメの釣り方は生きたイワシをエサにして海底付近を泳がせる。生きているエサをいかにストレスを与えずに弱らせないで扱うかが釣果の肝となる。そこでまずはエサの付け方のレクチャーが始まった。
「まずでかくてプロポーションのいい元気なイワシを選んでな、君らもいい女の方がすぐ食いつくだろ」「そっすね」
「そっと優しく持ってあげてよお、ぎゅっと握ると弱るからよお」「そっすね」
「イワシには鼻の穴が開いてるからよ、そこんとこに親針を刺してやってな」「まじっすか」
「で、ひっくり返して肛門によ、孫針を刺してやんのよ。上手く刺さんなかったら適当でいいからよ、これ全部を３秒でやんのよ」「肛門！３秒！はんぱねっすね」
「手早くやんねーと弱るからよ、ま、頑張ってな！」「頑張るっす！」「今日は井手さんに釣ってもらわないと帰れねーからよろしく頼むよ。笑」「ういっす。頑張ります！」
愉快な小菅船長の娘さんは知る人ぞ知る有名釣り名人の綾香ちゃん。現役女子高校生の綾香師匠からもヒラメ釣りのコツを教わって更に僕に綾香師匠の竿を貸してくれた！感度抜群な伝家の宝刀を借りたからには絶対に結果を出さねばならない。
制服姿でセッティングまでしてくれる師匠。ありがとうございます。
出船前（登校前）に全員で記念写真。
前回のヒラメ釣行でご一緒した中鉢慎さん、マグロ問屋を営んでいる石橋さん、和竿職人の汐よしさんと個性的なメンツが揃った。みんなで楽しくヒラメを釣ろう！女子高校生に見送られながらの出船は初めて。
早速釣り開始。慣れない手つきでイワシを付けてストレスを与えないようにゆっくり落とす。
そして１～５メートル底から浮かしてあとは待つ。船の移動とともに水深が変化するのでこまめに底を取りながらなるべく一定の高さを浮かせる。
イワシが暴れだした！竿先で暴れ具合が分かる。これはヒラメに狙われてるぞ！しばらく待ってから巻き上げてみるとイワシは何ともない。暴れているのは気のせいだった。元気に泳いでるだけ。
隣で赤ワインが釣った！重そうに巻いてくると本命のヒラメ！
またしても赤ワインに先にやられた！ヒラメ先輩だな。グラデーションのグラサンをかけたらそう呼んでやろう。おめでとう！
僕にもアタリが！
高級魚のアオハタだ！一目追加！
ヒレやボディがうっすら青みがかっているがどう見ても黄色。なのになぜかアオハタ。黄色いそばかすがオシャレ。アヲハタジャムはなぜかオではなくヲ。どちらも理由は不明。
ホシノエソで目追加！
そしていいサイズのカサゴも釣れた。
カサゴは超美味でいつ釣れても嬉しい。煮付けにしてやろう。
魚種は割と釣れるが本命のヒラメがなかなか釣れない。汐よしさんは自分で作った竹製の和竿ででかいヒラメを２枚も釣っている。優しい人で僕にそのうちの一枚をくれると言ってくれた。いいんすか！あざます。
残り時間が少なくなってきた。一生懸命底を取ったりこまめに動かしていたが疲れたのでイワシを放り込んで放置。気分転換に船長が今まで出たテレビのバラエティ番組のロケでどれが楽しくてどれが過酷だったかとか、とあるロケで釣れたヒラメの腹に稚魚放流された模様が付いていて視聴者から「あれは養殖ヒラメでヤラセなんじゃないのか」と意見が来て困ったとか、俺の若い頃は～とかそんな面白い話を聞いていた。その時、竿がグインと引き込まれた！
船長が叫ぶ。「竿は動かさずにゆっくり一定のスピードで巻けよ！ポンピングすると外れるからな！ゆっくりじっくり味わいながらだぞ！」「えへへ～」
遂に念願のヒラメが釣れた。
高級魚の天然ヒラメはもちろん目追加！
そのときの動画がこれ。
その直後にヒラメがもう一枚釣れた。土壇場のヒラメ２連チャン。奇跡がおきた。
ふたを開けてみるとなかなかの釣果で竿頭。大満足の釣行となった。何と言っても船長が最高のキャラクター。小菅船長ありがとうございました！
天然ヒラメと養殖ヒラメの違いだが、真っ白い腹が天然、腹に茶色い模様（腫瘍、パピロームという）があると養殖とのこと。
だが卵から数センチになるまで育てて稚魚放流されたヒラメが自然の大海原で育ってもパピロームが出る。今回僕が釣ったヒラメは１枚目がパピローム付きの「稚魚放流された天然育ち」そして２枚目
が本当の天然ヒラメ。稚魚放流された奴らは稚魚放流されたのであって成魚になるまで養殖されたわけじゃないので海で釣れて「ああ養殖モノだ」というのはちょっとトンチンカンな話だ。でも言う人は言うらしい。ヒラメ豆知識。
アオハタとヒラメ
合計