前回の記事で98目まで増えた!西野博士の判定も頂けたので反映させました。
さてLee君が帰ったあとも最終船の時間ギリギリまで釣りをした。なんせ釣り場が船乗り場。イージーアクセス。
100目にいよいよ手が届きそうだ。
が釣れるのはメギスばかりになった。
エサ釣りもいい加減飽きてきたので今まで一度も釣果をあげていないラパラのアイスジグで遊んだらいろんな魚が興味を示してアイスジグとじゃれる。が、口を使ってぱくっといくのはメギスだけ。アイスジグで初めて釣れたので気分はいい。
僕が釣りをしていると灯台のところまで何回も煙草を吸いに来るおじさんがいた。いつもはおじさんの釣り場なのだろう。「お邪魔してます」と話しかけると大神島に住む地元の人でエギでアオリイカを釣るのが好きと言う。「100種類の魚を釣ろうと頑張ってるんです」「ふーん、おもしろいことしてるね」僕の持ってきたエギにとても興味を示して熱心に色や模様をチェックしていた。大神島には釣具屋がなく宮古までいつも買いに行く事、僕のエギの模様がとても珍しく宮古では見た事がない、と話が盛り上がった。「じゃあこのエギあげますよ」と差し出したが「貰おうと思って言ったわけじゃないから」と断られた。「僕にとってはいつでも買えるものなので貰ってくれ」と差し出すと「じゃあ交換しよう」と話が収まった。
「これは珍しい」ととても喜んでくれた大神島のおじさん。箱入りの新品のエギと交換してくれた。「僕はいろんなデザインのエギを試してみたくてね。」こんな交流も釣りをしていたから。
その後もいろいろ釣れるが既に釣っている魚が続く。
イソスズメダイ
ヤシャベラ
わ!このフォルムはお初。
テンジクダイ科の魚っぽい。ミスジアカヒレイシモチだと思う!
これで99目!残り1目!
(実際に釣っているときはこの時点で残り何目なんて全くわかっていない。)
(西野博士「ミスジアカヒレイシモチ」)
そしていよいよ、、、100目目(ヒャクモク目)が釣れた!!!
これまた今までに見た事のない形の魚だ。黒っぽいブラウングレーにブルーのピンストライプ、顔と目の周りはオレンジのそばかす。尾びれの両端が細長く伸びる。よく見るとなかなかオシャレなこいつはサザナミハギだろうか。
遂に100目を達成した、、、、!!!
(西野博士「サザナミハギ」)
が、現場でははっきりと目判定が出来ないので細かいカウントもせずに何となく釣り続けた。あと数種類ゲットできれば確実に届くだろうという気持ちで。がここで極小針をすべて使い切ってしまった。確実に釣り易い小物はもうあきらめるしかかない。針サイズをちょっと大きくすると何が釣れるか。
テリエビスをゲット。前回の宮古島で釣って以来ボディーのフォルムの美しさに魅了され大ファンになった。何回か巣穴から出てエサを見に来ては戻るのを目撃していただけに釣れて嬉しい。ヒレの広げ方がダイナミック。色もかっこいい。と思ったらこれ背びれの膜が黒いからニジエビスじゃん!記事を書いている今違いに気が付いた。目って奥が深い。
ラッキー1目追加!101目だ。
(西野博士「ニジエビス」)
投げ竿の方は全然アタリがないまま放置していた。そちらの様子をチェックしに行って戻ると先ほど置いた竿の先がグイングイン引き込まれているではないか!
巻き上げようとするが穴に潜ったのか出て来ない。糸を切られないように慎重かつ大胆にぐいっと引っ張りだすとこの日一番の大物がいた。
イシガキハタかな?カンモンハタも似ているがイシガキハタと見た。西野博士どうですか?美味しそうな魚だ。模様がとても印象的。海中のリアル迷彩パターン。
目追加!102目!
(西野博士「これはカンモンハタ」です。)
いよいよ夕方の最終船の時間が迫ってきた。エサのサンマも残り少ない。
リュウキュウヤライイシモチ。
出船まで残り10分。船のそばに移動。
ここでもリュウキュウヤライイシモチの連発。もう帰ろう。
この頃「おそらく100目は達成できたんじゃないか」と充実感でいっぱい。
民宿に戻るとこの日から修学旅行で来たという女子高校生が沢山いた。お土産にもって帰った魚の処理を手伝ってもらった。
魚を捌くのは初めてという彼女達は恐る恐るウロコと内蔵を取ってくれた。イシガキハタがまだ生きていて跳ねる度に民宿に悲鳴が轟く。素直でよろしい。
民宿のアンナ(宮古で「お母さん」の意)がカレー風味の唐揚げにしてくれてみんなでバリバリ。旨いねえ。
唐揚げを食べたあと今回宮古島に呼んでくれたマサアキと友人のタイチが空港まで送ってくれて100目達成を一緒に喜びあった。みんなおかげだ。
タイチ、今度友達の漁師の船に乗せてくれ!連日のオトーリは忘れない思い出になった。
ありがとう大神島。
神様が住むという神聖な島、パワースポット大神島で念願の100目を達成した。締めくくりにふさわしいこれ以上ない舞台だ。呼ばれないと上陸できないという島。前日まで島の存在すら知らなかった。呼ばれたに違いない。大神島に上陸した時に賽銭箱を見つけてお金を入れてお願いをしたのが良かったのかもしれない。神は聞いてくれたのだ。この島で生まれ育ったというイカ釣りおじさんと釣りの話が出来たのが神に通じたのかもしれない。いや、もしかしたら、、、あのおじさんが神様だったのか!?きっとそうに違いない!僕は神とエギを交換して願いが叶ったのだ!
神様ありがとう!!!
2012年10月30日
100目達成。
「達成おめでとう!」
現在102目。どこまで行くのか。
僕はどこに向かうのだろうか。
さてLee君が帰ったあとも最終船の時間ギリギリまで釣りをした。なんせ釣り場が船乗り場。イージーアクセス。
100目にいよいよ手が届きそうだ。
が釣れるのはメギスばかりになった。
エサ釣りもいい加減飽きてきたので今まで一度も釣果をあげていないラパラのアイスジグで遊んだらいろんな魚が興味を示してアイスジグとじゃれる。が、口を使ってぱくっといくのはメギスだけ。アイスジグで初めて釣れたので気分はいい。
僕が釣りをしていると灯台のところまで何回も煙草を吸いに来るおじさんがいた。いつもはおじさんの釣り場なのだろう。「お邪魔してます」と話しかけると大神島に住む地元の人でエギでアオリイカを釣るのが好きと言う。「100種類の魚を釣ろうと頑張ってるんです」「ふーん、おもしろいことしてるね」僕の持ってきたエギにとても興味を示して熱心に色や模様をチェックしていた。大神島には釣具屋がなく宮古までいつも買いに行く事、僕のエギの模様がとても珍しく宮古では見た事がない、と話が盛り上がった。「じゃあこのエギあげますよ」と差し出したが「貰おうと思って言ったわけじゃないから」と断られた。「僕にとってはいつでも買えるものなので貰ってくれ」と差し出すと「じゃあ交換しよう」と話が収まった。
「これは珍しい」ととても喜んでくれた大神島のおじさん。箱入りの新品のエギと交換してくれた。「僕はいろんなデザインのエギを試してみたくてね。」こんな交流も釣りをしていたから。
その後もいろいろ釣れるが既に釣っている魚が続く。
イソスズメダイ
ヤシャベラ
わ!このフォルムはお初。
テンジクダイ科の魚っぽい。ミスジアカヒレイシモチだと思う!
これで99目!残り1目!
(実際に釣っているときはこの時点で残り何目なんて全くわかっていない。)
(西野博士「ミスジアカヒレイシモチ」)
そしていよいよ、、、100目目(ヒャクモク目)が釣れた!!!
これまた今までに見た事のない形の魚だ。黒っぽいブラウングレーにブルーのピンストライプ、顔と目の周りはオレンジのそばかす。尾びれの両端が細長く伸びる。よく見るとなかなかオシャレなこいつはサザナミハギだろうか。
遂に100目を達成した、、、、!!!
(西野博士「サザナミハギ」)
が、現場でははっきりと目判定が出来ないので細かいカウントもせずに何となく釣り続けた。あと数種類ゲットできれば確実に届くだろうという気持ちで。がここで極小針をすべて使い切ってしまった。確実に釣り易い小物はもうあきらめるしかかない。針サイズをちょっと大きくすると何が釣れるか。
ラッキー1目追加!101目だ。
(西野博士「ニジエビス」)
投げ竿の方は全然アタリがないまま放置していた。そちらの様子をチェックしに行って戻ると先ほど置いた竿の先がグイングイン引き込まれているではないか!
巻き上げようとするが穴に潜ったのか出て来ない。糸を切られないように慎重かつ大胆にぐいっと引っ張りだすとこの日一番の大物がいた。
イシガキハタかな?カンモンハタも似ているがイシガキハタと見た。西野博士どうですか?美味しそうな魚だ。模様がとても印象的。海中のリアル迷彩パターン。
目追加!102目!
(西野博士「これはカンモンハタ」です。)
いよいよ夕方の最終船の時間が迫ってきた。エサのサンマも残り少ない。
リュウキュウヤライイシモチ。
出船まで残り10分。船のそばに移動。
ここでもリュウキュウヤライイシモチの連発。もう帰ろう。
この頃「おそらく100目は達成できたんじゃないか」と充実感でいっぱい。
民宿に戻るとこの日から修学旅行で来たという女子高校生が沢山いた。お土産にもって帰った魚の処理を手伝ってもらった。
魚を捌くのは初めてという彼女達は恐る恐るウロコと内蔵を取ってくれた。イシガキハタがまだ生きていて跳ねる度に民宿に悲鳴が轟く。素直でよろしい。
民宿のアンナ(宮古で「お母さん」の意)がカレー風味の唐揚げにしてくれてみんなでバリバリ。旨いねえ。
唐揚げを食べたあと今回宮古島に呼んでくれたマサアキと友人のタイチが空港まで送ってくれて100目達成を一緒に喜びあった。みんなおかげだ。
タイチ、今度友達の漁師の船に乗せてくれ!連日のオトーリは忘れない思い出になった。
ありがとう大神島。
神様が住むという神聖な島、パワースポット大神島で念願の100目を達成した。締めくくりにふさわしいこれ以上ない舞台だ。呼ばれないと上陸できないという島。前日まで島の存在すら知らなかった。呼ばれたに違いない。大神島に上陸した時に賽銭箱を見つけてお金を入れてお願いをしたのが良かったのかもしれない。神は聞いてくれたのだ。この島で生まれ育ったというイカ釣りおじさんと釣りの話が出来たのが神に通じたのかもしれない。いや、もしかしたら、、、あのおじさんが神様だったのか!?きっとそうに違いない!僕は神とエギを交換して願いが叶ったのだ!
神様ありがとう!!!
2012年10月30日
100目達成。
「達成おめでとう!」
現在102目。どこまで行くのか。
僕はどこに向かうのだろうか。