多摩川でマルタウグイを釣りに行った。春の始まり。

多摩川はしょっちゅう通る事がある馴染みの河川の割には数回しか釣りにいったことがなかった。
今まではシーバスを釣りにいったくらいだろうか。そんな多摩川には調度この時期から桜が咲く頃までマルタウグイというコイ科の魚が産卵の為に遡上するというので釣りに行ったのだ。100目を競っているメンバーの自分、赤ワイン、霜田さんの３人で向かった。
以前からザバーンに釣り情報をくれているフライフィッシング先輩の残間さんから「多摩川のマルタは面白い」と聞いていたのでどんなものかわくわく。しかもウェーダーとウェーディングブーツを手に入れてから初めて川で使うウェーダーデビューの日でもあった。自然のフィールドでフライデビュー、ウェーディングデビュー、マルタウグイデビュー。いろんな初体験が重なった。


川を歩いてポイントを探す。マルタはごく浅い瀬に集まっている。いた。群れで集まって産卵場所を探しているのだろうかマルタが泳ぐと水面がバシャバシャ白波が立つのですぐわかる。いいポイントを発見したのでフライを投げて沈めて引いてくると、、、


すぐ釣れた！しかもでかくてかなり強い引き。楽しい！
ファイトに苦労した末に寄せると黒、オレンジ、白の配色がかっこいい。婚姻色といって産卵期が近づくとオスは色がつくそうだ。
興奮したのか、命の危険を察したのか、持ち上げると精子をぼたぼた流し始めた。なんかごめん。リリース。卵にかけてあげてくれ。


赤ワインもすぐにゲット。ミノープラグでも釣れる。




「多摩川には200種類の魚がいるからがんばればここだけで100目いけますよ笑」と霜田さん


また釣れた！あれ、模様が違う。これはマルタウグイではなくて「ウグイ」でしょう。この日の２目目ゲット。ラッキーウグイ。

確かにカラーリングが違う。ストライプが２本がウグイ。


スレで釣れた。オレンジ色が薄い。お腹もデップリしてるからマルタウグイのメスかな？

結局何匹も釣って、何匹もバラした。
釣るコツはコイの仲間で口が下を向いているので食べやすいように「ルアーやフライをしっかり底に沈める」事が大事。
とはいえ霜田さんは夕方のライズがあったときにドライフライで釣ってたけど。楽しそう。状況に合わせてルアー、フライを換えて行く事が釣果をあげるコツ。見える魚を釣るのは本当に楽しい。

地域によっては食べるマルタウグイ。炭火で焼いてから煮ると骨まで食べられるんだって。


マルタウグイとウグイの２目追加！
合計22目で残り78目！


ウェーダーは川の中をサブサブ入っても全く濡れないし快適で最高だった。超楽しいぞ！みんなもやったらいいのに。
多摩川さん、今年はたくさんお世話になると思いますんでよろしくお願いします。