こんばんは。
先日、7/19,20に籠原駅北口を中心とした籠原夏祭りが行われました。
籠原夏祭りは、籠原駅南口に諏訪神社を祀ったお祭りです。
今年は父の死など、本当ならお祭りなどはやるものではないのですが父は生前お祭りが大好きな人でしたし、自分も産まれてから1度もお祭りをやらなかったことがなく、小さい頃はお祭りが終わってしまうと毎日のように泣きべそをかいていました。そんな家族ですのでお祭りをやることが父の供養にもなり喜ぶのではないかと思い参加しました。
今年は「籠原本町屋台創建60周年」ということもあり一層気合いが入っていました。
本町の屋台の創建発起人の中には曾祖父の山田利三郎がいます。
会った事は一度もありませんが、利三郎おじさんの曾孫として、本町の屋台を、籠原のお祭りを大事にしていかないといけないと考えております。
なので、小学生から高校生の撥さばき等の技術面や質にはとても入念に指導しました。
本町の撥の回し方や体の揺れなどは、うちわ祭りの荒川区が良くに似ていて、荒川区はそういったところをキチッとしているので、小学生から高校生までどんな指導をしているか見学しに行きました。
子供から大人までしっかり撥が回っていて、細部も指導されていました。
中高生ともなるとすでに撥はきれいに回っており、多少の修正やお囃子の感覚を取り戻しているだけでさすが荒川区といったところでした。
大人は、男性は力強さ、女性は華やかさといった感じで完璧といってもいいようなくらい撥の角度や揺れは揃っていました。
圧倒され自分はまだまだだなと痛感しました。
と、荒川区の見学をして、動画も撮らせていただきました。
小学生は高学年に撥を回すように何度も言いかけ、
中学生は撥さばきはもちろん、年頃なのか声は出ず顔が上がらなくお囃子のかっこよさが消えていたので、自信をつけさせるよう動画を撮り、荒川区との違いを確認してもらい一人一人に評価、課題を与えました。
高校生には揺れや細かい修正点などを指導しました。
多少は良くなるがギリギリ納得いかない感じだったが、本番になると本番マジックに掛かったかのように良くなりきれいに叩けてました。
来年はそのままきれいに叩けている状態からスタートしてもいたいなぁ笑
個人的には…
19日の初日は、久々に朝の渡御祭から参加し神輿の高さが合わず肩と腰をやられました(>_<)
夜には亡き父の供養として数年前にお祭りを辞めてしまった兄が参加し山田三兄弟で叩きた、大太鼓に自分、一番鉦、笛に従兄弟と山田家尽くしで涙を流しながら精一杯叩きました。
父もきっとどこかで見ていたのではないかと思います。
20日には、19日に訪問していただいた本石町区に挨拶しに行きました。
自分は飲み係のはずでしたが、20歳になったばかりで全く飲めないので運転手に代わってもらいました。
本石町の屋台は屋根が大きくとても魅力があり近くで見させて頂きました。
帰る前には、伊勢町組も合流し本石町の屋台で叩かせていただきました。
自分は一番鉦を叩かせていただきました。
本石町は今年から太鼓を縄締太鼓に新調したそうで一ヶ月前より少しずつ調整してきたそうです。
夜には仕事で辞めてしまった同級生と久々に一緒に叩いたりと楽しめました。
最後には本睦会で写真も撮ることが出来ました。
今年は高校生や高卒の何人かが参加できませんでしたが新たに加入したメンバーもいたので最高な2日間になりました。
お祭りが終わってしまい憂鬱な毎日ですがこれからもお囃子会の直会等、行事はちょいちょいあるのでそれまで仕事に打ち込みます…。
また来年もよろしくお願いします。
PS,22日にうちわ祭りに行き、曳合わせ叩き合いを荒川区の前で見物し荒川区に惚れ惚れしていました。
自分もこの袢纏を着て叩いてみたいものですね…。
長々とダラダラした、誰得なブログになってしまいました。
でもそのくらいお祭り好きってことです。(飽くまで前向き。)
ありがとうございました。