へっぴりごしⅡのブログ

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ブログの説明をつれづれなるままに・・・
「https://blog.ameba.jp/ucs/top.do」からの引き継ぎです

【スプートニク日本】記事より~↓↓

 

【静寂から目覚めた太陽が「純粋なエネルギー」を解き放つ】

幻想的な太陽フレアの映像をロシアの太陽天文学実験室が公開した。太陽左端の裏側に大きな黒点群が出現している。

 

 

午前7:12 · 2026年5月8日
 

【スプートニク日本】記事より~↓↓

 

【イランは数か月にわたって海上封鎖を耐えられると米CIAが分析、日本はいつまで耐えられる?】

米CIAはホルムズ海峡の封鎖が短期間でイラン経済に大きな損害を与えることはないと分析している。ワシントン・ポスト紙はCIAの報告書に詳しい関係者の話として次のように報じた。

「今週、政権の政策立案者に提示されたCIAの機密分析によると、イランはより深刻な経済的困難に直面する前に、少なくとも3~4ヶ月間は米海軍による海上封鎖に耐えられる可能性がある」

CIAの分析が正しければ、イランは秋口まで封鎖に耐えられることになる。一方、米国では11月に中間選挙があることから、トランプ政権としても選挙戦を大きく左右する国内のガソリン価格を引き下げる必要があるため、秋までに封鎖を解除し、原油価格の安定化を目指す必要があるはずだ。従って、双方にとって我慢比べは秋前まで続く可能性はある。では、日本経済は果たしていつまで我慢できるだろうか。

日本経済新聞によると、原油を中東に頼ってきた日本の国家備蓄は4月27日時点で128日分あり、民間などの備蓄分と合わせると211日分が残る。従って年度内の備蓄は確保できているわけだが、備蓄があるからとって物価が安定するわけではない

野村総合研究所の木内登英エグゼクティブ・エコノミストによると、ホルムズ海峡が封鎖された場合に生じる物価への影響は1.14%(1年間の類型効果、更なる円安は想定していない)の上昇だという。さらに、政府が新たな物価高対策を打ち出しすことにより、財政環境が悪化するとの懸念から円安が進行するという。円安がさらに進行すれば、燃料を輸入に頼る日本の物価はさらに上昇する。

また注意すべきことに、封鎖の影響は、すべてが同時に来るわけではない。一般社団法人エネルギー情報センターによると、即時に原油・LNG・保険・運賃が上昇し、1〜2か月後に原材料・物流コストが増加、さらに3〜6か月後に電力・ガス料金が上昇する。値上げが進めば消費者は購入量を絞り、企業にとってはコストが上がる局面と販売数量が減る局面が重なるそうだ。従って、数か月後、電力・ガス料金の改定と需要減退が重なるタイミングこそ企業収益にとって最も厳しい局面になりやすいという。

日本経済が今年の冬を乗り越えられるかどうかはホルムズ海峡の速やかな開放、さらにはエネルギー供給源の効率的な多様化にかかっていると言えるだろう。

 

【InDeep】記事より↓↓

 

 

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投稿日:2026年5月6日

 

 

今回のクルーズ船の件は自然感染だとしても

大西洋に停泊していたクルーズ船で「ハンタウイルス」の集団感染が発生して、少なくとも 3人が死亡したという出来事については、日本でも報じられています。

 

このクルーズ船は南米アルゼンチンを出航し、西アフリカ沖の島国カボベルデに向かっていたようです。

 

一般的には、ハンタウイルスは、齧歯類(ネズミなど)が感染源で、「ヒトからヒトへは感染しない」とされていて、エアロゾル感染するとすれば、齧歯類の糞尿や唾液などに排泄されたウイルスからのものだとされています。

 

ただ、公的な説明でも、

> ウイルスは糞尿や唾液などに排泄され、宿主間の感染は咬傷による唾液や糞尿などのエアロゾルを介して起こるとされている。 Wikipedia

というように、文言が「されている」で締められているあたり、はっきりしない部分は多いようです。

 

しかし、観光用のクルーズ船に、大量のネズミがいたり、その排泄物があるとも思えず、今回の集団感染の謎は残っています。WHO は、「ヒトからヒトへ感染している可能性がある」と述べていることが報じられています。

WHO クルーズ船でハンタウイルス“ヒトからヒトへ感染している可能性” ゲノム解析進める

TBS NEWS DIG 2026/05/06

WHO=世界保健機関は、大西洋を航行中のクルーズ船での「ハンタウイルス」について、「ヒトからヒトへ感染している可能性がある」として、ウイルスの解析を進めていると明らかにしました。

WHOの担当者
「とても密接な接触がある人たち、夫婦や同じ客室にいた人の間で、ある程度ヒトからヒトへの感染が起きている可能性があります」

WHOは5日、大西洋を航行中のクルーズ船で「ハンタウイルス」がヒトからヒトへ感染している可能性があるとして、ウイルスのゲノム解析を進めていると明らかにしました。

 

一般的には、ハンタウイルスはヒトからヒトへの感染はまれで、ただ、ハンタウイルスの中で「唯一」となるヒトからヒトへの感染が確認されている型に、南米のアンデス山脈周辺で発見された「アンデスウイルス」というものがあるそうで、今回のクルーズ船の出発地が南米だったということもあり、そのあたりに感染源があったのかもしれません(ただし、それでもヒトからヒトへの感染はきわめてまれなようです)。

 

クルーズ船といえば、日本では新型コロナの最初の頃を思い出したりもしますが、ハンタウイルスはコロナとは致死率が違います。

 

ハンタウイルスの致死率は、米 CDC によれば、致死率は 5~ 15%で、

「呼吸器の症状が表れた場合の致死率は約 40%」

だそう。

 

ちょっと高いですね。

 

今回のような比較的まれなウイルスによる集団発症や死亡事例については、感染が起きること自体はそんなに大ニュースだとも思わないのですが、

「世界中のメディアが大ニュースとして報じているあたりがニュース」

なのだとは感じます。

 

何だかコロナのときと同じです。

 

ハンタウイルスと聞いて、いくつか思い出すことは、モデルナ社が韓国の大学と提携して、長く「ハンタウイルスの mRNA ワクチンの開発」を続けていることと、そして、他のウイルス同様に、ハンタウイルスでも機能獲得研究が続けられてきたという歴史です。

 

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モデルナ社のmRNAハンタウイルスワクチン

モデルナ社が、韓国の名門である高麗大学と提携して、ハンタウイルスの mRNA ワクチンの開発を発表したのは 2024年9月のことでした。

 

以下は当時のニュースリリースからの抜粋です。

高麗大学ワクチンイノベーションセンターがモデルナ社と共同でmRNAベースのハンタウイルスワクチン開発に取り組む

eurekalert.org 2024/09/05

 

高麗大学医学部ワクチンイノベーションセンターは、世界的な製薬会社であるモデルナ社と本格的な共同研究を開始し、mRNAベースのハンタウイルスワクチンの開発に取り組むことになった。

 

高麗大学のホ・ワン教授の研究チームが開発したハンタウイルスワクチンは 1990年の承認以来使用されているが、世界保健機関がハンタウイルスを潜在的な「疾病X」病原体として指定したことは、より広範なハンタウイルス株に有効な新しいワクチンの必要性を強調している。

 

2023年9月に研究協定を締結して以来、両機関はモデルナのグローバル公衆衛生イニシアチブである mRNA アクセスプログラムを通じて協力してきた。

ここに「疾病X」という懐かしい言葉が出てきます。疾病X (Disease X)は、病原体 X とも訳されますが、この言葉は、新型コロナウイルスが公式に世に出てきたほんの少し前の 2019年9月に WHO が、

「 36時間以内に 8000万人を殺す可能性のある病原体X」

として警告を発表したことがあり、その時と同じ言葉ですね。

 

以下は当時の報道です。

2019年9月19日のインターナショナル・ビジネスタイムより

IB Times

 

内容については、以下の In Deep の記事にあります。コロナが正式に登場する 2カ月ほど前の記事です。

WHOと世界銀行が「36時間以内に地球の人間を8000万人殺すパンデミックを起こす可能性」を懸念する《病原体X》とは一体何なのか?
In Deep 2019年9月25日

 

そして、さらに思い出すのは、2024年に元CDC所長が、

「鳥インフルエンザの機能獲得研究がパンデミックを引き起こす可能性について警告した」

ことなどです。

 

これは、In Deep のこちらの記事にあります。

 

この「鳥インフルエンザ」の部分を他のウイルスに置き換えれば、機能獲得研究が行われているウイルスなら、どれでも当てはまります。

 

ハンタウイルスの機能獲得研究って、どのくらい行われてきたのだろうと調べてみました。

 

機能獲得研究というのは、遺伝子などの改変などにより、毒性や感染性などを変えていく研究です。コロナでは非常に長く行われてきました。



 

ハンタウイルスの機能獲得研究

結論からいえば、ハンタウイルスの機能獲得研究は、新型コロナほどの歴史はなく、また、研究自体も少ないです。

何しろ、新型コロナウイルスに関しては、最初にファイザー社が「コロナウイルスのスパイクタンパク質遺伝子治療に関する特許」を出願したのは、1990年のことで、つまり 36年前のことです。

 

30年以上にわたるコロナウイルスの機能獲得研究の歴史は、以下の記事などにそれぞれあります。

「流出」ではない:過去30年にわたるコロナウイルスの歴史をもう一度見てみる。それはCDCとファイザーだけが特許を持つ人工物
In Deep 2023年3月4日

 

…1990年のファイザー社の特許「コロナウイルス遺伝子組み換えスパイクタンパク質の発明」から30年間の努力の歴史
In Deep 2021年7月15日

 

2020年に行き着くまでは、長い歴史があったのですよ(スパイクタンパク質の研究だけで 30年以上)。そういう意味では、パンデミックは製薬企業の努力の賜とも言えます。

 

そこから見ると、ハンタウイルスは、

・キメラウイルス(異なるウイルスの遺伝情報を融合させたウイルス)の作成 → このインドの研究など

・げっ歯類での感染実験 → このカナダの研究など

が見つかるくらいで、コロナのような広がりは見当たりません。もっとも何か機密の研究があれば別でしょうが。

 

また、「生物兵器としてのハンタウイルスの研究」も、古い時代には行われていたようですが、その後のものは文献が見当たりませんので、行われていない可能性が高いです。もちろん、これも何か機密の研究があれば別です。

 

生物兵器としてのハンタウイルスで、ある程度文章かされているのは、朝鮮戦争(1950-53年)時で、以下のようにあります。

> アメリカ軍で約 3,000人規模の韓国出血熱が発生し、米軍はこれを敵(北朝鮮・中国)による生物兵器攻撃の可能性を疑った(実際は自然のハンタウイルス発生だった)。これが米軍のハンタウイルス研究のきっかけとなり、米軍は診断・治療・病原体解明を目的に米国陸軍感染症医学研究所などで研究を進めた。 military.com

 

他に、旧日本軍(731部隊)や旧ソ連の生物兵器プログラムでの研究が言われることもありますが、公式な記録はないとされています。

 

現在でも、ハンタウイルスは、日本のバイオテロでの生物兵器として、炭疽菌や天然痘、エボラウイルスなどと共に含まれていますが(NHKブックス『忍び寄るバイオテロ』による)、ハンタウイルスは、他のウイルスと比較すると積極的に研究されているという感じではないようです。

 

そういうことで、今回のクルーズ船でのハンタウイルスの集団感染は、南米のアンデスウイルス等の自然発生と考えるのが妥当だと思われますが、今後いつかは、機能獲得研究によってもたらされる新たなパンデミックが発生する可能性は常に高いと思っています。
 

それが流出でも故意でも、起きる時には起きてしまうものです。

 

現在の世界は機能を獲得したウイルスに満ちていますので。