除霊も終わり、友人らがポツポツ集まってきたので2階に上がろうと思ったら合気道の達人が呼び止める。
柔道やってるんでしょ?折角だから合気道も少し体験してみない?と。
おぉ、是非!!

なんたらかんたら柔術という名前で、流派が沢山あってなんたらかんたら、、、

話をまとめると、柔道は基本的に1.2.3の動作で投げるけど昔の柔道は合気道だった?感じで1の動作だけで投げてたと。
ただ、それだと受け身をとれない投げになるのでスポーツとしては危ないから段々とスポーツ向きに改良されてったと。
ふーん。とりあえずやってみましょ!

まずは腕相撲をしようと言い出す。
見るからにひょろひょろの達人。僕も線は細い方だったけど、力はある方だったので当時は自信がありました。

まずは力で勝負しようと。
は?普通力でしょ!おりゃ!
瞬殺でした。楽勝じゃん♪

達人「じゃあ次は気を使うからやってみて」

腕相撲って持った瞬間強いとか分かるじゃないですか。今回もそれは感じなかったんですが、始まってみても力が入らない。あれ?
そのままゆっくり倒されました。あれれ??

すると今度は指三本でやると。は?なめとんのか!!
はい、同じように負けました。

達人「じゃあ最後は人差し指一本!これは危ないから達人じゃないとできないんだよ♪」
ちくしょう!舐めやがって!その指折れても知らんぞ!!

・・・まさか指一本に腕相撲負けるなんて。衝撃でした。
10の力より1の気の方が強いらしいです。気すげー!

弱いものいじめをして気分の良さそうな達人は今度は柔道をしようと。

昔の我が家には(売却済み)広い来客用の和室があったのでそこで膝をついて投げ合いをしようと。いや、膝ついたら全然柔道できんし!
と思って40代と思われるガリガリの達人を投げようとして掴むと気付いたら僕が倒れてました。あれ?

何度挑戦するも全て倒される。それも結構な勢いで。
こんな事ある?これが合気道か!

今度は寝技をしようと。上になって袈裟固めするから逃げてみてと。よーし、今度こそ。

まずその格好になったけど全然脇が極ってないし、軽いから楽勝じゃん?

達人「じゃあいくよー」

ズンッ↓↓↓↓

スタートの合図と共に一気に重くなる。
う、動けん、、、

達人「こんなのもあるよー」
と、三種類の重さというか、ズーンってのとズズズズって重さがくる。
なんじゃこりゃ!!!

すっかり合気道に心奪われた僕はウキウキで色々質問してました。
まず気を使うトレーニングは空のコップを飲む動作をする事かららしい。

頭が無意識に「コップが口元に来る」という考えになり、そこで気が使われてるそうです。不思議ですね~。よし、俺も鍛えるか!!

と思ったけど山口県に有名な合気道が無かったので早々に諦めました。


そして2階に指一本に負けた!を話しに階段を掛け上がり友人の待つ部屋に行く。そこに続けてリーダー格のおじさんが部屋に入ってきました。



つづく。