『薬師如来』・・・病気を治してくださる仏様
薬師如来は、東方にある浄瑠璃浄土(じょうるりじょうど)に住む仏様になります。
薬師如来は、菩薩の時に「十二の大願」をたてられました。
生命あるもの全ての病気を治して寿命を伸ばし、災難をなくし、衣食などを満足させるなど、現世利益(げんせりやく)をうたっています。
病気を治す仏様から、別名『医王如来』『大医王如来』などとも言われます。
左手には、どんな病も治す霊薬が入っている薬壺(やっこ)を持っています。
『十二の大願』
- 光明普照(こうみょうふしょう)
自らのまばゆい光で三千世界をあまねく照らし、人々を悟りへ導く。 - 随意成弁(ずいいじょうべん)
瑠璃(るり)の光によって、人々の心を善い方へ目覚めさせる。 - 施無尽物(せむじんぶつ)
無限の智慧と慈悲によって、求める者に必要なあらゆるものを施す。 - 安立大乗(あんりゅうだいじょう)
外道や間違った教えに迷う人々を正し、大乗仏教の教えに導く。 - 持戒清浄(じかいしょうじょう)
正しい行い(戒律)を守れるようにし、清らかな心身を得させる。 - 諸根具足(しょこんぐそく)
身体的な障害や、眼・耳・手足などに苦しむ人々を癒し、健康な体を与える。 - 除病安楽(じょびょうあんらく)
あらゆる病を取り除き、心身ともに安らかで豊かにする。 - 転女得仏(てんにょとくぶつ)
- 女性の身を捨てて成仏を望む女性を、救済する。
- 去邪趣正(きょじゃしゅしょう)
煩悩や間違った考え(邪見)から解き放ち、正しい心を持たせる。 - 息災離苦(そくさいりく)
権力による弾圧や恐怖、災難から人々を解放する。 - 飢渇飽満(きかつほうまん)
飢えや渇きに苦しむ人々に、十分な食べ物や飲み物を与える。 - 荘具豊満(そうぐほう満)
貧しくて衣服や装飾品に困る人々に、立派な衣類や美しいものを与える。
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