5年前に書いた自分の




これを読み返して
途中までですが書いてみたした





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むかしむかしあるところに
おじいさんとおばあさんが住んでいました

ある日
おじいさんは山へ柴刈りに
おばあさんは川へ洗濯に行きました

おばあさんが洗濯をしていると
川上から大きな桃が
ドンブラコドンブラコと流れてきました

おばあさんは
大層驚きましたが直ぐ冷静さを取り戻し
「あの大きな桃をおじいさんと食べよう」
そう思って洗濯を一旦やめました

桃はおばさんのいる岸から一番遠い
流れの早いところを
まあまあの速さで
まだおばあさんより川上を
ドンブラコドンブラコと流れています

おばあさんは躊躇なく川へ入り
桃が流れてくるであろう地点へ
向かっていきますが
川は途中から深くって足は届きません
でもおばあさんは
そんなことは意に介さずに
桃の予想到達地点まで
見事な泳ぎで近づいていきます

そしておばあさんは
余裕で桃より早く
予想到達地点に辿り着きました
桃が来るまでは流れに逆らって
その場に留まるおばあさん

そしてついに
桃はおばあさんに近づいてきました

遠くにあるときから
「大きな桃」とわかるくらい大きな桃は
近くで見るとさらに大きかったのですが
「五尺(約150cm)くらいかのぉ」
おばあさんはそう呟いて
勢いよく流れてくる桃を
立ち泳ぎをしながらしっかり受け止め
さらには桃を押しながら
今度は川岸まで泳いでいきました

さすがのおばあさんも
桃を押しながらなので
洗濯をしてたところをから
三町(約330m)程川下に流されてしまいました

おばあさんは川から上がると
足場の悪い川岸を桃を背負って
洗濯をしていたところまで戻りました

洗濯板と洗濯物を盥に入れて
右手で小脇に抱えて
桃は左手だけで背負いました

川からおじいさんおばあさんの住む家は
十五町(約1650m)程です

おばあさんは
今のように整備されていない
土がむき出しで起伏も多い道のりを
大きな桃と洗濯関係一式を抱えて
一回も休まずに歩いて行きました

「ふぅ、ただいま」

家の前でおばあさんは一旦桃を降ろして
家洗濯関係一式を片付け洗濯物を干してから
今度は桃を家に運びました
戸を開けると土間があり土間を上がれば
すぐ囲炉裏のある居間です

おばあさんは桃を背負って土間を上がり
ゆっくり桃を囲炉裏の横に置きました
そしておじいさんが戻ってくるまで
少し休憩することにしました











おばあさん強すぎ
笑笑笑