やっててよかった公文式ですが、中受における注意点を記載してみたいと思います。

 

①    途中式をすっ飛ばす

 

スピードと反復練習で鍛える公文式では、暗算で計算できることまで、わざわざ途中式を書くなどという非効率なことはやりません。その習慣が体に染みつくと、「とにかく途中式を書きたくない症候群」という、受験においては良くない癖になります。

 

浜学園に入ってから、何度もサブローに途中式を書くよう注意しましたが、頑として直らず。言い分としては、「正解していればいい」「俺は暗算で出来る」「途中式書かないと解けない時は書く」「途中式書くやつは頭が悪い」「公文では書いていない」

ある意味、公文の効果は絶大ですね。小5の間は、灘レベルの問題なんて見たことも解いたこともないサブローには無理な注文でした。

 

小5の夏に最レの算数に入り、最レの先生からまだキャラを認知されていなかった間は、先生から「サブローくんは、宿題の答えしか書いてこないが、(途中式を全く書いてないので)答えを写しているだけでは?」疑惑も持たれました(笑)

 

中学受験をお考えの方なら、みなさんご承知のことですが、途中式や検討図を回答用紙に書くことで、回答が間違っていた場合でも、部分点が稼げます。ましてや、超難問ぞろいの灘中などであれば、部分点をどれだけ稼いだかが、合否を分けます(ボーダーライン上の子の場合です・・・)。

また、答案の見直しをしたり、次の小問から立ち戻ってきた時のうっかりミス防止にもつながるので、解答に至る経緯や履歴をしっかり残しておくことは、正答率を上げることにもつながります。

 

そんなサブローでしたが、東大寺受験直後の感想が印象的でした。

ロマン 「算数どうやった?」

サブロー「あー、思ったよりムズかったわー。でも、東大寺って、しっかり部分点みてくれるから、まあまあ取れてる思うで」

 

浜学園でしっかりと志望校対策していただいた結果です。ありがとうございました。