サブローは年中から小2までの4年間、近所のそろばん教室に通いました。結果は、何の役にも立ちませんでした。

 

そろばん教室に通わせたいと思ったのは、幼少時からそろばんを習ったら、暗算の有段者になれるのでは?と思ったからです・・・。ヘイケの大学の同級生が暗算6段で、暗算が電卓使うよりも早く、内心「すげー!」と思っていたらしいです。合コンの精算時にも大活躍だったとか…。

 

ロマンも、小学校高学年で、2~3年間そろばんを習ったので珠算3級です。たかが、2~3年普通にやっただけで。しかし、やはり暗算の有段者になるには、幼少時からやってないと駄目だなと壁を感じたのも事実。なので、サブローには幼稚園からそろばんを習わせようと決めていました。

 

そんな期待を背負ったサブローですが、3年経っても、4年経っても、目立って上達しません。いつまでも簡単な掛け算・割り算を練習している様子を見て、「これは10年やっても珠算3級すら取れへんな」と感じ、小2で打ち切りました。

 

そろばんは学力向上に役に立たないのでしょうか?そんなわけはないです。実際、灘校のクラスメートに暗算7段の子もいます。

なぜサブローはそうなれなかったのか。敗因は、親が何も考えずに、近所の1番近い教室に行かせてしまったことでしょう。その教室が絶対悪というわけでもないと、今は思えます。むしろ他の生徒は満足していたのかもしれません。ただ、我が家のニーズには合っていなかったとは言えます。

 

サブローにそろばんの才能がなかったのか?わかりませんが、浜学園並みに鍛える珠算塾にでも行けば、(暗算7段は無理としても)ある程度のところまではいったはず、と思っています(たられば、です)。しかし、結果を出してあげられなかったのは、親の責任です。

 

そんなサブローでしたが、後から始めた公文式の算数では、メキメキと上達し、高進度学習者賞の常連となります。