男9人大学物語
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第1章 ~出会い~第2話


哲也と正一は今日も2人で隣同士で講義を受けている。


彼らの電気工学科には100名以上の学生がおり、アイウエオ順でそれぞれに出席番号のような


番号が割り当てられている。哲也は033、正一は058である。


「これからの大学生活」と題したオリエンテーション的な講義中にその番号順に座席が指定された。


正一の前の席に座っているのが、057番”里見友春”である。


~北海道釧路市出身。スポーツ好きだが運動神経は悪い。人見知りしない性格で集団行動を好む。


流行や人の意見に流されやすい。おしゃれに興味がある。主にツッコミ担当~



人見知りしない友春は正一に話しかけた。


「一人暮らし?」


正一はウザそうな顔をしながら首を縦に振った。


友春はウザい奴ではないが正一は人見知りなのだ。(なぜ哲也とは仲良くなれたのか・・)


「じゃぁ昼飯一緒に食べようよ」と友春。


当然哲也もいるので3人で昼飯をとる事となった。


彼らはサッカー経験者で地元のサッカーの話と一人暮らしの話で盛り上がった。



大学では事前に受けたい授業を選択する。勉学に励む者は可能な限り全部、他の者は進級、卒業に必要な


単位分だけ選択する。そのせいで番号順に指定された場合、001番の後ろが010番が座ってしまうような、


人気のない講義もあったりする。


そんな状態で仲良くなったのが018番”大山功”と029番”片桐夕伍”である。


功 ~北海道札幌市出身。実家暮らし。無類の女好き。友達付き合いがよく、ナンパの際は特攻隊長である。~

 

夕伍 ~北海道北見市出身。物凄く貧乏の上、バイトもしてない。麻雀だけは強く、気持ち悪い。~



功と夕伍は2人で行動していたが、夕伍と番号の近い哲也ともいつの間にか仲良くなり、


5人で行動するようになった。


大学生というのは単純で友達になるのは簡単である。


あと4人。次回以降に登場します。


                                                                  つづく

第1章 ~出会い~第1話


4月初旬、ある大学で彼らにとって初めての講義が始まった。


4月といえば外の風景は桜など春らしいイメージがあるが、ここは積雪もまばらで桜なんて咲いてるはずもなく


みんなまだコートにマフラーを巻いている。


ここは北海道の札幌市である。


この大学の「電気工学科」は学内の中でも優秀な学科である。しかし大学自体は全国的に言えば


最低ランクの大学だ。


そんな大学に千葉県千葉市から1人の男が入学した。彼の名前は”金井哲也”。


~ 彼は実家が金持ちで仕送りが人より多く、一般的な大学生に比べ金には苦労をしない生活を送っている。


人並みに女好きだがブサイクな女と付き合う事が多い。いわゆる「ブス専」だ。


彼は1年浪人しており周りより1歳年上でグループで行動する時はだいたい彼がいる。


しかしリーダーと言える程皆に尊敬されていない。 ~



哲也は早くも1人の友達と行動をしていた。彼の名前は”佐間正一”。


~ 山形県山形市出身。彼の性格を一言でいうと「馬鹿」である。勉強ができない訳ではないが、


行動が馬鹿なのである。パチスロ好きで常に金がなく、端整な顔立ちをしているがモテない。


とにかくダメ男である。 ~


彼らは近所に住んでいてコンビニで出くわし意気投合したらしい。若いってすごい。


それだけで仲がよくなってしまうのだ。



そんな彼らの周りにこれから7人の男が集まりだす。


                                                                  つづく