チャイム、と言えばどんなもの? | 音は楽しむものだっ!

音は楽しむものだっ!

(主に)音や音楽にまつわるおはなしです。
学校の音楽の授業も楽しくなりますように。

こんにちは、リエートです。

今日は、ピエーノの楽器遊びから離れて、

「学校のチャイム」について振り返ります。

 

チャイムというと、

「キーンコーンカーンコーン」というのを

思い浮かべる方が最も多いのではないでしょうか?

使われている音は4つ。

 

※「ソ」は低い方ね

ド~ミ~レ~ソ~ ド~レ~ミ~ド~

ミ~ド~レ~ソ~ ド~レ~ミ~ド~

 

これは、「ウェストミンスターの鐘」。

(ビッグ・ベンの鐘の正式名称)

多くの学校や職場で採用されていますね。

 
今では、ノーチャイムの学校も多いですし、
校歌をモチーフにしたチャイムの学校もあるそうです。
校歌モチーフ! これ、いいですねー。
 
僕は以前、庁舎の中にある事務所に勤務していたのですが、
お昼になると、庁舎の中では「ウェストミンスターの鐘」、
庁舎の外では住民向けの「野ばら」が2秒差くらいで鳴り始め、
それがもう残念な不協和音で頭が痛くなったものです(笑)
 
さてさて。
ピエーノが通っていた小学校では、
「乙女の祈り」がチャイムとして採用されていました。
転校したら、「白鳥の湖」だったそうです。
だから、ピエーノはこういうチャイムに慣れていたんですね。
 
それが、中学校に上がったら「キーンコーンカーンコーン」。
そこの中学校は6つの小学校から生徒が集まっていました。
ピエーノの小学校区の中に中学校があったため、
小学校の「白鳥の湖」が、風に乗って中学校まで聞こえる。。。
 
ピエーノの小学校以外は「キーンコーンカーンコーン」だったそうで、
白鳥の湖が聞こえてきたら、他の学校出身の生徒が爆笑。
「なにあれ?」「だっせー!」みたいな話になり、
乙女の祈りも白鳥の湖も当たり前だったピエーノは、
キンコンカンコンの方がだっせーじゃん。。。と思っていたとか。
 
今でも、夕方になると市区町村庁舎などで
「チャイム」を鳴らしている地域があります。
夕方になると、「赤とんぼ」や「家路※」など…
これが聞こえてくると、
時計を見ずに遊んでいる子どもたちも
自然に「ばいばーい」ってなるんですよね。
 
僕らの住む地域では、今は音楽は鳴らなくなりましたが、
春から秋はお寺の鐘が聞こえます。
ゴ~~~ンという荘厳な音が響き渡る夕暮れ、
訪れるのはもう少し先になりそうです。
 
※ドヴォルザーク「交響曲第9番 第2楽章」
「遠き山に日は落ちて」とも。←キャンプのときに歌ったりもする
イングリッシュホルンが奏でる主題が、なんとも素敵ですよね。
このような記事もありますので、お時間のある方はどうぞ→こちら
 

 

「家路」、弾きながら眠くなる……