前大リーグ・ロッキーズ傘下3Aの松井稼頭央内野手(35)が楽天入りすることが確実になった。24日、東京都内で取材に応じ、「方向性は固まっている。近いうちに報告できる」と話した。8年ぶりの日本球界復帰となる。

 国内の複数球団が獲得を目指していたが、オリックスの球団幹部が「本人から『楽天にお世話になります。よい条件を受けたのにすいませんでした』と連絡を受けた」と明かした。一方、楽天の米田球団代表は「正式に決まれば発表する」と、大筋で合意したことを示唆した。

 松井稼は西武でリーグMVPや3度の盗塁王、7年連続のベストナインに輝くなど、日本を代表する遊撃手として活躍。2003年オフにフリーエージェント(FA)でメッツに入団した。1年目は114試合で打率2割7分2厘を残したが、以後は故障に苦しんだ。

 ロッキーズを経てアストロズに移籍し、09年には3人目の日米通算2千本安打を達成した。しかし今季は開幕から不振で、5月に解雇され、ロッキーズ傘下3Aでプレーしていた。大リーグでの通算成績は630試合で打率2割6分7厘、32本塁打、102盗塁。

 楽天は星野新監督を迎え、前アスレチックスの岩村を獲得するなど、積極的な補強に乗り出している。