こんばんは、前回の続きで父親について書きます。
父親は下町で個人経営の飲食店を営んでいます。生活サイクルが夜型なので基本的に休日以外は会いません。小学生のころまでは休みの日に父親と出かけるのを楽しみにしていました。ボーリングやダーツ、競馬などはそのときに少しだけ覚えました。
しかしある日を境にその歯車は狂い始めます。
常日頃から父親は母親のいないところで母親の悪口を言いまくっていました。しかしそれがかっこいいと思っているのかどうか定かではないけど「あいつは俺の女だから手を出したらゆるさん」的なことも同時に言っていました。あとはつけたすように「あいつにもいいとこあるから」も。まあ別にそれくらいなら日常になっていたのですが
「お前らがいなかったら離婚してる」
と言われた時はさすがにビビっときました。
離婚しない理由を子供のせいにするなよと思いました。毎日毎日いがみ合うのを見るくらいなら離婚してくれたほうがありがたいわ。その日からか家族がそろうのが苦痛になりました
次の転機は中学生の時です。当時はスマホがはやり始めた時期でした。中学受験をした自分は地元より離れた中学校に通っていたので連絡ツールはほぼ必須でした。スマホがないとクラスメイト達の話題についていけないのが何よりつらかった。自分ではどうすることもできないのも悩ましかった。そこで父親にどうしても欲しいと相談したら
「俺の小遣いがへるからきついわ」
と言われました。もうこの人に何かを頼るには辞めようと思いました。正直幻滅しました。以前から何かにつけて「俺はお前の味方だから」とか「なんかあったらいつでも頼れ」とか言ってたのはただのカッコつけだったんだなと思いました。
もう、誰も信用できないや
人と深くかかわるのはやめよう。どうせ最後には裏切ってくるから。
と無意識に考えるようになりました。他人に自分の深層の気持ちを明かすことをためらうようになりました。
言いたいことがあっても言わない。嫌われるのが怖くて言えない。言っても通じない。
のくせに感情は一人前にあるから悪口はとめどなく出てくる。観察力は知らぬ間に磨かれてたから他人の欠点はすぐ見つける。そんな卑屈なプライドが高いけど自信がない人格が誕生しました。
きょうはここまでにします