先日クライアントとの打合せで、
ウチの会社側からは私と元上司が同席。
元上司は非常にデキル人である。
口数はあまり多くないのだが、
クライアントの意向やコンセプトを即座に理解し、
即座にマッチしたものを提供する。
クライアントを惹きつけるのが非常に旨い。
ガツガツした泥臭い営業ではなく、
一見引いたタイプの営業である。
クライアントの中には
一度離れて途絶えた方から再び連絡が来たり、
非常に困難な状況で相談に持ち掛けられたりと、
「営業としての存在」の大きさに非常に憧れた。
よくいる上司で朝令暮改の方もいるが、
元上司は口数が少ないせいか
方向性が全てまとまっている。
だが逆に言えばシビアの目線を持っている。
以前に一度怒られたときには、
1ヶ月くらい話されず、苦しい思いをしただけに、
二度と起こらないよう、慎重に物事を進めつつ、
得意場面ではこれ以上に無いくらいのアピールをしてきた。
いつのまにか私が一番アピールしてきた人かもしれない。
本来であれば私の部分での打合せはすぐに終わり、
そこで退散予定だったが、
滅多に無い機会なだけに、
運転手役を務めたり、
何とか一日同席したのだが、
非常に有意義だった。
有難う御座います。
PS最近の本
海辺のカフカ上下
アイフル元社員の激白 あなたの会社が買われる日