ついに始まりました、ワールドカップ。
近年は日本も予選を突破出来るようになり、参加国として日本を応援できるのは大変すばらしい事ですね。

2006のドイツ大会はイタリアが優勝したとしでしたが、私もちょうど修業中でイタリアに滞在していました。
日本と違う点は国民が優勝するつもりで応援しているので、当然入れ込みようも半端ない熱気でした。


レストランのテラスには大きなテレビが設置されていて、お客様は試合を観戦しながら食事をするのですが、いざ試合が始まると食事がほとんど止まり従業員も機能しなくなるという......

日本ではまず考えられな状況になります。

試合前の国家斉唱のときは客席から「Fratelli~D’Italia~♪」
と元気よく聞こえてきますが、ホールのサービスマンも一緒に元気よく歌っているので、出来上がった料理はみずから持っていきます。

イタリアの優勝が決まる前の数分間は普段4人いる厨房に私一人が取り残され、すべてのオーダーを仕上げて無人のお客様のテーブルに放置していくという非常にシュールな状況でした。

テレビの前には口を半開きにしたまま釘づけになっている人々で賑わい、私もその輪に加わるべくグラスを持って無人のテーブルに置き去りにされたワインボトルから少々失敬して優勝の瞬間を一緒に迎えました。


優勝決定の瞬間は尋常ではない騒ぎっぷりで、店前の道路はクラクションや雄叫びに彩られた車やバイクで大渋滞になっていました。
ちなみにその中にもちろん警察の車両もあり、窓から上半身を出してワイングラスを片手に国の偉業を称える警察官もいらっしゃいました。


さすがはワールドカップ常連国です、ハメの外し方以外は日本も同じように盛り上がりたいですね!!