12月6日に、ソウル出張に行く飛行機の中で見た、NHKの朝のニュースに関心を持ったので、紹介したい。
ニュースでは、「若者の留学が減少している」ことを取り上げていた。その内容はこうだ。
・統計データを用いた解説。アメリカへ留学が13年前から減少の一途をたどっていて、年間2万4,000人とピーク時の半分にまで落ち込んでいる。
・かつてアメリカへの留学生の出身国別の1位を誇っていた日本だが、現在ではインド、中国、韓国にも抜かれ6位に落ちてしまった。
・アメリカへの留学を支援する「日米教育委員会」が広島で行った留学説明会には、定員の50人に対して18人しか参加が無かった。
・参加者の声「いま一歩、留学に踏み出せていない」「留学することで就職できなくなるのではという不安がある」
・東京工業大学での取材。留学に興味がある人が減っているので、「学生の意識を変えよう」と学校側が取り組んでいるという話。
・スタジオでの解説。留学が減少している原因としては、(1)景気の低迷、(2)就職活動が早まっている、(3)日本が豊かになりハングリー精神が失われている、の3点を挙げ、「中国や韓国、台湾の留学生が急増しており、日本が取り残されていく恐れがある。社会として解決する必要がある」と締めくくった。
この番組では、アメリカ留学についての統計データや取材により「留学生が減少している」と結論付けていたが、アメリカ以外への留学の状況については、特に取り上げていなかった。
日本人留学生の米国離れ と題したブログで紹介されているのだが、
・アメリカへの留学は、1994年の42,843人から、2006年には35,282人に減少する一方、
・中国への留学は、1994年の5,055人から、2006年には18,363人に増加した。
ということで、これだけを見ると、アメリカへの留学は減少しているが、中国への留学が増えている、というように見えるので、さらに最近のデータがないか、探してみたところ、以下を見つけた。
・アメリカの「Institute of International Education のOpen Doors というレポート」によると、2008年は29,264人、2009年は24,842人と、日本人留学生の数はさらに減少している。
・2010年3月22日に中国教育部が発表した留学生受け入れランキングによると、2009年の日本からの留学生は15,409人となっており、2006年より減少した。
うーん、正直これだけではよくわからないので、ご存知の方がいらっしゃったら教えていただきたいのですが、仮説としては、アメリカへの留学が減っているのは確かだが、その分、別のアジアなどのエリアへの留学が(相対的に)増えているのではないかなと。
また、留学生の母数である大学生の数が減少していることから、留学生の数だけ見ると減るのは当たり前なのではないか、という気もしなくも無い。
私の周りの若者(学生、社会人を問わず)を見ると、アメリカよりも、中国や韓国といったアジア各国、インドネシアやベトナム、バングラデシュなど発展途上国に留学あるいは仕事をするために渡航している人が増えているように思う。
彼らは、アメリカに留学することで20世紀型の資本主義のルールにのっとったゲームに参加するということよりも、もっと広い視点で海外に目を向けている。例えば、これからは中国が世界の中心になるということで、中国や台湾、香港で仕事を始めたり、貧困国の現状を見聞きすることで何とかしたいと思い、実際に課題解決に向けた活動をし始めている。
もしそうならば、これは、日本がある面では成熟してきたのではないか、そしてその先陣を切って、日本の将来をアメリカ以外の海外に見出そうと、若者が先陣を切って、新たな日本人としてのあり方を構築しようとしているのではないか、と思うのだ。
ニュースでは、「若者の留学が減少している」ことを取り上げていた。その内容はこうだ。
・統計データを用いた解説。アメリカへ留学が13年前から減少の一途をたどっていて、年間2万4,000人とピーク時の半分にまで落ち込んでいる。
・かつてアメリカへの留学生の出身国別の1位を誇っていた日本だが、現在ではインド、中国、韓国にも抜かれ6位に落ちてしまった。
・アメリカへの留学を支援する「日米教育委員会」が広島で行った留学説明会には、定員の50人に対して18人しか参加が無かった。
・参加者の声「いま一歩、留学に踏み出せていない」「留学することで就職できなくなるのではという不安がある」
・東京工業大学での取材。留学に興味がある人が減っているので、「学生の意識を変えよう」と学校側が取り組んでいるという話。
・スタジオでの解説。留学が減少している原因としては、(1)景気の低迷、(2)就職活動が早まっている、(3)日本が豊かになりハングリー精神が失われている、の3点を挙げ、「中国や韓国、台湾の留学生が急増しており、日本が取り残されていく恐れがある。社会として解決する必要がある」と締めくくった。
この番組では、アメリカ留学についての統計データや取材により「留学生が減少している」と結論付けていたが、アメリカ以外への留学の状況については、特に取り上げていなかった。
日本人留学生の米国離れ と題したブログで紹介されているのだが、
・アメリカへの留学は、1994年の42,843人から、2006年には35,282人に減少する一方、
・中国への留学は、1994年の5,055人から、2006年には18,363人に増加した。
ということで、これだけを見ると、アメリカへの留学は減少しているが、中国への留学が増えている、というように見えるので、さらに最近のデータがないか、探してみたところ、以下を見つけた。
・アメリカの「Institute of International Education のOpen Doors というレポート」によると、2008年は29,264人、2009年は24,842人と、日本人留学生の数はさらに減少している。
・2010年3月22日に中国教育部が発表した留学生受け入れランキングによると、2009年の日本からの留学生は15,409人となっており、2006年より減少した。
うーん、正直これだけではよくわからないので、ご存知の方がいらっしゃったら教えていただきたいのですが、仮説としては、アメリカへの留学が減っているのは確かだが、その分、別のアジアなどのエリアへの留学が(相対的に)増えているのではないかなと。
また、留学生の母数である大学生の数が減少していることから、留学生の数だけ見ると減るのは当たり前なのではないか、という気もしなくも無い。
私の周りの若者(学生、社会人を問わず)を見ると、アメリカよりも、中国や韓国といったアジア各国、インドネシアやベトナム、バングラデシュなど発展途上国に留学あるいは仕事をするために渡航している人が増えているように思う。
彼らは、アメリカに留学することで20世紀型の資本主義のルールにのっとったゲームに参加するということよりも、もっと広い視点で海外に目を向けている。例えば、これからは中国が世界の中心になるということで、中国や台湾、香港で仕事を始めたり、貧困国の現状を見聞きすることで何とかしたいと思い、実際に課題解決に向けた活動をし始めている。
もしそうならば、これは、日本がある面では成熟してきたのではないか、そしてその先陣を切って、日本の将来をアメリカ以外の海外に見出そうと、若者が先陣を切って、新たな日本人としてのあり方を構築しようとしているのではないか、と思うのだ。