大阪クラシック、配信公演No.10


フルート、ヴァイオリン 、ヴィオラ のトリオ

出演者は、フルート:井上登紀、ヴァイオリン :小林亜希子、ヴィオラ :菅崎舞 


曲はレーガー(1873〜1916、ドイツ)の何とも楽しい、セレナーデOp.141a



過度の飲酒、喫煙で心身共に不健康だったレーガーですが、妻と新居に移転した後の人生の幸福期に作曲されたものです。
その翌年亡くなってしまうのですが。。


オルガン曲を思わせる重厚な曲を沢山書いた、レーガーですが、このセレナーデはひたすら軽やかでウィットに富んでいて、幸福感に満ち溢れています。



もう一つは、オランダ人作曲家、Jan van Gilse(ヒルセ)(1881〜1944)のトリオ。
Gilseはバルトークと同年で、ストラヴィンスキーとは一年違い。
冒頭、フルートのひばりを模したカデンツァからはじまります。
各パートで違う調が同時に鳴る複調や、五度進行を用いたり、かなり刺激的な響きになっています。一回聴いたら虜になること間違いなしです笑
アンサンブルも非常に難しい曲です、3人の奮闘する姿をお楽しみ下さい。

左から、ヴィオラ :菅崎舞、ヴァイオリン :小林亜希子、フルート:井上登紀

大阪クラシック 配信No10 
9/15から10月末までご視聴頂けます!

https://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/cmsfiles/contents/0000541/541621/Leaflet_page6-7.pdf