ソワレシンフォニVol.15

昨年5月に予定されていましたが
コロナの影響で延期になっておりました
ソワレシンフォニーVol.15を
ようやく開催できることになりました。
 
プログラムも、ドヴォルザークのチェロ協奏曲。
そしてベートーヴェンの交響曲第6番「田園」という
皆様もよくご存知の名曲。
田園は、昨年尾高音楽監督指揮での演奏がNHKで放映されたので
大フィルの田園をTVを通じてお聴きになられた方も多いのではないでしょうか?
この度、大友マエストロとどんな田園が演奏できるかもとても楽しみです。

そして、今回は我々楽員としても共演を本当に心待ちにしていた
チェロソリストの宮田大さんに、
リハーサル前の貴重な時間をいただきまして、
少しお話を伺いました。

高見・山田「本日はリハーサル前に
お時間をいただきありがとうございます。
我々も本当に宮田大さんとの共演を楽しみにしていました。早速ですがお話を伺いたいと思います。」

山田「大阪フィルもコロナが始まって以来、チェロ協奏曲を演奏するのは、初めてになります。宮田さんは、最近いかがでしょうか?」

宮田「そうですね。コロナになって演奏機会を失って、9月くらいから少しづつオーケストラと共演することができ始めましたが、まだまだ、少ないです。
3月に入ってからは、札幌交響楽団さんと大フィルの音楽監督の尾高忠明さんの指揮で彼のお兄さんの尾高惇忠さんが作曲されたチェロ協奏曲の世界初演を共演させていただきました。」



高見「ドヴォルザークのチェロ協奏曲についてはいかがでしょうか?」

宮田「ドヴォルザークのチェロ協奏曲はチェロ奏者にとって演奏しない年はないほど大事な曲です。約半年ですが、こんなにドヴォルザークのチェロ協奏曲を演奏しなかったのは初めてかもしれません。しかし、改めて楽譜を見直してみると色彩感など新たな発見もあったりして、大阪フィルの皆様と共演できるのがとても楽しみです。
また、久しぶりに演奏会を聴きに来てくれたお客様の中には、演奏会の熱気などに感極まってしまった、等と言ってくださる方もいらっしゃいます。
今回は延期公演ということもあり、今回の演奏会を心待ちにしてくださっている大阪のお客様にもドヴォルザークの音楽、そして私が今まで培ってきた音楽を共有できたら。大変嬉しいです」

本当にありがとうございました。

文責:高見,山田