こんにちは。オーボエの水村一陽です。

今回の大阪クラシックは特別な気持ちがありまして、メッセージ性の強い2曲をプログラムに組みました。

 

「祈り・そして戯れ」は2003年に、保科洋さんが作曲されました。

保科洋さん自身がこのように解説をしています。「いずこからともなくキラキラと降り注ぐひかり、その温もりに包まれながら、自然の偉大さ美しさを身体いっぱいに受け止めて、日々を送れる幸せを感謝しつつ、〜祈りそして戯れる〜。」

このご時世に、こうして演奏できる事に感謝を込めて演奏したいと思います。

 

「オーボエソナタ」は2015年、オーストラリアのスチュワート・グリンバームさんが作られた曲で、私の知っている限りおそらく日本初演になると思います。各楽章に副題がついていまして、宇宙の壮大さ、自然や命の尊さ、人間の愚かさをテーマにしています。ヒーリングミュージック的なキレイな曲調なので、演奏を通して癒しを提供出来たら良いなと思います。

お楽しみに下さい!