ソロコンサートマスター 崔さんより、
有料公演と配信の収録を終えてメッセージを頂きました。



9月13日より毎年恒例の大阪クラシックが始まりました。
今年は新型コロナ感染症の影響で有料公演も客席を半分に、
また今回からネット配信による無観客ライブも行われることになりました。

第一公演は中央公会堂第一集会場で、
大植さんの指揮で
ドボルザークの交響曲「新世界より」で開幕。



その晩、同じく中央公会堂大集会場にて、
ベートーヴェンの「大公」でトリオ・エドアルテの大阪デビューとなりました。
このコロナ禍の中、沢山の方々にご来場いただき心より感謝申し上げます。



翌日はトリオ・メンバーのピアニストの野田さんと中央公会堂にてショスタコーヴィチのバイオリン・ソナタの収録を行いました。


D.ショスタコーヴィッチ/
ヴァイオリンソナタ 作品134

世界的なパンデミックの収束が見えない中、敢えてこの曲を選ばせていただきました。

極限の緊張状態に置かれた人々の過酷な心理状態がとても良く表現されている20世紀の傑作だと思います。


今回は無観客ネット配信でしたが、お客様の代わりに、カメラ数台と照明器具が会場に立っておりました。
編集無し一発撮りということで、良い緊張感の中で演奏させていただきました。この曲に対する思い、曲が持つメッセージ性がネット配信でも伝わってくれることを願っております。是非ご視聴いただけたら幸いです。

まだまだ公演は続きます。
お客様、楽員、スタッフの皆様の健康を第一に、最後まで大阪クラシックが無事開催されることを願っております。これからもお気をつけて会場にお越しください。 崔 文洙