今回のインタビューは来月7月に卒業を迎えるヴィオラ奏者 上野博孝さんにお話を伺ってみたいと思います。 

先ずは上野さんのプロフィールを教えてもらいました。

京芸→テレマン→大フィル
位やで😅
大フィルは2000年4月入団やから丸20年


昨年の大阪クラシックでスメタナ:弦楽四重奏曲第1番『我が生涯より』の終演後

大阪クラシックで毎年弦楽四重奏のメンバーとして一緒に演奏していたヴァイオリンの 田中美奈さん、中西朋子さんにも加わっていただき、1時間ほどメッセンジャーを使って愉しくお話をさせて頂きました。 


 ところが約束の予定時間より3時間前に上野さんからグループに着信が…。 

 石田「あれ? 時間間違えたっけ?!」 

 上野「ごめんごめん己の写りを試そうとしたら急に朋ちゃん美奈ちゃん出てきて (笑)

ではのちほど💦」

 田中「うけるわー」 

 上野「ぶっつけ本番 怖くて (笑)」

という前置きがありまして

 

約束の時間にもう一度、 

「は〜い!」 と美奈さん、
続いて朋ちゃんが登場。 

 『アレ、上野さんは?! 
もしかして寝ちゃったのかな…、あんなに練習もしたのにね。』と話すこと数分 

 ゴソゴソ
「ごめんなさい!」と上野さん登場。

こんな感じでWebでのトークが始まりました

 〜では全員揃ったところで、 
今回のトークは上野さんが来月卒業を控えているので特にオーケストラの再開の時期が気になるところだと思いますが、最近の生活の様子なども含めて色々とお話し伺いたいと思います。

 田中「えっ、上野さん誕生日いつ?」 

 上野「7月。」
昨年の演奏風景🎶

 石田「だから去年の大阪クラシックが最後って言ってたから。」 

 中西「なんかすごい頑張って上野さん楽しそうに弾いてたよね。」 

 田中「去年は平和だったよね、カルテット」爆笑 

こっそり個人練習をしている上野さんを見かけ
美奈さんが盗撮📸、その姿も盗撮されてます笑

中西「やっぱり初年度かな、コダーイの2番。滅茶苦茶難しかったよね。」  

 全員『そうそう。』 

 石田「上野さんが両耳聞こえなかった時だよ~」 

 ~耳の鼓膜が破れて調子悪い時にもカルテットの練習に来てくれた上野さんに他のメンバーが「急いで病院いって!」っと送り出しなんとか本番までには調子が戻り大阪クラシックに出演出来たというハプニングがありました。
2年前の大阪クラシック後です、2回目のコダーイの2番に挑戦

 中西「結局コダーイの2番は二回演奏したんだよね。」

『最初がコダーイ2番→コダーイ1番→コダーイ2番→スメタナ:我が生涯(昨年) と4年やってるんだ。』 


 石田「ではでは質問していきたいと思いますが 皆さん早起きしているみたいですが、何時に起きてるのですか? 上野さんはどうですか?」

 上野「…。」 

 中西「上野さん!」

 上野「はいっ!!」 3人爆笑   

  「えっ、なんて?」

 田中「何時に寝てる?」   

 上野 「21時過ぎたら寝てるかな」

 石田「では何時に起きてる?」 

 上野「わしゃ、5:30 。」 

 田中「私は5時ごろ。」 

石田、中西 『えっ、はっやい。』 

 上野、田中 「そうなの、だから23時前には寝ちゃってる。」 

 上野「こういう状態じゃないと皆さん普段は何時に寝てはるの? 本番終わって…。」 

田中「まぁ、0時はまわるよね。」

全員『うん、やっぱりそうだよね。』 

 石田「早起きしてなにしてるの?」 

 田中「朝起きて走って帰ってきて家に篭っている生活。」

 中西「その時はマスクして走ってるんでしょ。」 

田中「息苦しいけど、朝早くからたくさんの人が大阪城の辺りにはいるよ。ラジオ体操してる人とかもいるし」  

 上野「わしゃ、朝夕の散歩足して5キロ、12000歩ぐらい歩いているかな」

 ~皆さん健康的な生活を心がけている様です。 


石田「他には何をしてますか?」 

 中西「普段時間がかかるからって作っていなかったお料理とかに挑戦しています。」 

 上野「ジャムも作っていたよね、朋ちゃん」

 中西「あのジャムは毎年これぐらいの時期に長野に住んでいる両親が送ってくれるルバーブという果物で作っているの。」 

 石田「こちらでは中々手に入らないし、美味しいよね」

 中西「甘酸っぱくて美味しいよ」 

 田中「私はたい焼き機でお手製たい焼き作ったりしてる、あんこ多めに。」笑 

 ~普段よりお手製で作るものも増えて皆さん腕を上げている様です! 

 石田「ところで皆さん、毎日練習したりとかしてます?」 

 全員『毎日はしてないけど』 

 田中「最近また自分探ししてる。 肩当てを変えたり、とったり。楽器の角度変わるだけでも弾きやすさが変わるので普段は時間をかけて取り組めない様な事を試してるかな。」 

 中西「私も普段しない様なセビシック(教則本)とかの基礎練習をしてる。」

 田中「カールフレッシュとかのスケール(音階練習)もしてるよ」 

 上野「あとはバッハのビオラ無伴奏とか」← それはチェロのです🤣

 中西「基礎練が意外と面白かったりしてね。」 

田中「発見があるよね、なんか。 でもこれから先、いかに身体を壊さないで楽器を弾けるかっていうのが課題だよね。」

 石田「上野さん卒業までどういうスケジュールでオケ生活を終えようと考えていましたか?」 

 上野「コロナがなければ7月の定期演奏会で終われればって思ってたけど 、公演数が減ってきたから、今まだ中止や延期が決まっていない公演を全部乗って月末の終わりの最後の公演まで出来たらなって思っているけど。」 

 石田「今まで3ヶ月も本番がないなんて経験がなかったから、集中力が続くかなって心配になる事もあるよね」 

 中西「2月の末に中止になった公演から3月の定期演奏会のライブ配信までも本番が開いたのでさえ、久しぶりで緊張した。」 

 田中「あれね、緊張したね。」

 これから再開する演奏活動に向けて起床時間、本番へのモチベーションなど色々と整えていかなくてはいけないね。 という話で今回のトークは終了しました。 

 まだまだ今後の活動は様子を見ながら決まっていくと思いますが、気持ちよく演奏して上野さんにはご卒業して頂きたいと思います。

旅の仕事の際にカルテットで打ち上げもしました。

 インタビュー 5月30日 石田聖子