二ツ箭山(福島県) | マニアな離島、僻地を行く

二ツ箭山(福島県)

福島県いわき市にある小さな山

二ツ箭山に行って参りました。

行ったのは、昨年3月になるのですがね。

 

 

始発電車に乗って、移動すること4時間。地元駅である小川郷駅に到着です。

いわき駅から、ワンマン電車に乗りますので、駅は無人駅になります。

 

 

小川郷駅から、二ツ箭山登山道入り口までは歩きです。

しばらくは平坦ですが、途中からは坂道になって行きます。

花粉症で目が痒かったので、薬局と併設のローソンで花粉症の薬を購入しました。

登山道入り口までは、駅から4kmくらいの距離になります。

ここまでは徒歩での移動ですので、1時間程度となります

 

 

 

二ツ箭山登山道入口の看板から少し進みます。

するとここから山道になります。

ほんの少し進めば、二ツ箭山登山口の札が見えます。

樹林帯が続きますので、このまま山道を進みます。

 

 

樹林帯を進むと、分岐の立て札が出てきます。

どちらを進んでも二ツ箭山には到達できるのですが、

私の目的は、鎖場を使った登山となりますので、

当然のことながら、左側を進むことになります。

しばらくすると尾根コースと沢コースの2種類を選択です。

今回は、尾根コースを選択しました。

 

 

岩場などもありますが、難しくもない登山道です。

しばらく進むと先行していたおば様たちのグループに遭遇。

ガイドさんがついていて、歓談しながらの工程のようです

 

 

張場という場所に到着。

ここでおば様たちが休憩をされたので、

追い抜いて先へ進みます。

一枚岩が登場しますが、ここは滑りますので、

鎖などを利用して慎重に進みます。

ちなみに、おば様たちは、この一枚岩を見て断念したらしく

引き返していきました。

 

 

登りきると、少し広い場所にでます。

ここで小休止して、核心部へ向かうことにします。

そう、ここから先が鎖場コースです。

巻きルートもありますので、鎖場を使わないコースもあります。

 

 

急登を超えたら祠がありました。

ま、山にはよくある安全を祈願してものなのでしょう。

あら、よく見たらまだ巻き道ルートが選択できるようです。

私には関係ありません。鎖場を目指します。

 

 

どんどん進みます。

見上げる岩場が登場しました。

やっと始まると感じる瞬間ですね。

 

 

 

おお、ついに鎖場登場です。

およそ30mのロング鎖です。

見た目は垂直に近く見えます。

足がかりはたくさんありますので、ロープや鎖を安全に使い

足場を確保しながら登ります。

 

 

この鎖場は、休憩できるポイントはありません。

休むなら、鎖を掴みながら一息つくくらいです。

途中で下をみると、なかなかの絶壁感がありますね。

素人には、この程度でもかなりつらいですが面白い。

あと少しです。頑張っていきましょう

 

 

登りきると、女体山と男体山で分かれています。

女体山に行くと、下山コースになりますので、

まずは男体山側からチャレンジです。

 

 

 

 

鎖場を超えると、山頂に到着です。

男体山側の山頂部は広く、休むこともできます。

これから挑戦する女体山も望むことができます。

展望も開けていて、絶景ですよ。

 

 

一度、鎖場を下って分岐に戻り、次に女体山側の鎖場に挑戦です

ここの鎖場は、20mくらいの鎖場です。

斜度としては、結構きついので注意が必要です

途中でカメラ撮影できるような状況ではなかったですw

 

 

女体山側の山頂では、50代後半~60代くらいのグループが

酒盛りをしていました。

私が登ってきた方から人が来ると思っていなかったようで、

私が来た時には、えっ!という感じで驚いていました。

他の人のブログでも結構あるから、そんなに驚くことないんだが。

 

 

女体山側は、男体山側よりも山頂部が狭く

休憩できるスペースは残されていなかったので、

さっさと進むことにしました。

5mくらいの鎖がありましたが、登ってもな~んもない。

進むこともできないので、降りて登山道を進みます。

 

 

少し狭い尾根道を進むと

下りの岩場がありますが、苦労はしません。

振り返ると女体山が望めます。

 

 

さて、帰ろうと思って進んでいると

二ツ箭山山頂???あれ、さっきのが山頂じゃないの??

しばらく進むと、山頂ありました。

でも、展望も何もない樹林帯です。

ありがたくないですって

 

 

猫鳴山へ向かうつもりもありませんので、

とっとと下山します。

もう目的は果たしたので、興味ありませんです。

 

 

下山ルートを進むと、舗装された道路に出ました。

これ、車でもここまで来れるんじゃないですかね。

こっちから来たら、登山って感じしないと思いますが。

 

 

しばらく下っていくと神社がありました。

無人の桐ヶ岡大山祇神社となります。

少し参拝してから帰ることにします。

 

 

舗装された道路じゃつまらないので、

砂利道となっているところを使って帰ります。

参道の鳥居まで戻ると、あとは駅までまっしぐらです

 

 

小川郷駅までかなり距離を歩いた気がする。

行きで使ったルートではないので、距離感覚がわからなかった。

待ち時間があったので、駅にある本を読んで待つことにした。

暇つぶしにはいいと思う。

食事するところもないので、仕方ないです。

結構楽しめたし、これはこれで良かったと思います。