中学、高校と同じ学校で高校3年の時に同じクラスだった奴が亡くなった。
昨日の朝刊のおくやみで知った。
オレは膝が膝だから参列できない。
ソイツと初めて会ったのは中学1年の時だった。
中学に入学してまもなくの事、他のクラスの奴がオレのクラスに居たUという奴に決闘を申し込んで来たことがあった。
時間は放課後。場所は近くの小学校のグランドだ。
オレも行った。オレは刃物と五寸釘と灯油とライターを隠し持って行った。頭の中はアラビアの怪人ザ・シークだった。
相手は4人、こっちは3人。相手の中に亡くなった奴が居た。
相手の中には小学5年と6年の時のクラスメイトも居た。
こっちはオレと、相手と決闘する奴と、他の1人は誰だったか忘れた。
決闘が始まって少し経つと、こっち側の奴が放棄した。何故放棄したのかは解らないが、コイツが本気出せば勝てないはずはないと思ってたが放棄という事で負けだ。
で、2年になったら決闘した者同士が同じクラスになった。
2年と言えばオレが友達とプロレスを初観戦した歳で、プロレス会場で亡くなった奴と会った事もある。どいつもこいつもブッチャーVS
シークが観たかったのだ。
高校受験の時にソイツも同じ高校を受けると知ったり、父親同士が同じ会社で働いてる事も知ったり、高校3年の時にオレは授業をサボって店でアイスを買って公園で喰ってたら、ソイツもサボってて公園で会った事もあった。
それから10年後くらいにオレはオヤジが働いてた会社に入った事もあった。亡くなった奴のオヤジも居た。
この人とはプロレスの話で盛り上がった。面白い人で、現場の足場の中をキラーカールクラップと言ってドイツの軍人歩きをやったり、吸血鬼フレッドブラッシーと言って建て物を磨く金タワシで歯を磨く真似をやってたり、オレが大声で「アラビアの怪人!」と言ったらそのオッサンが大声で「ザ・シーク!」と言ってコンビネーションが抜群だったが、亡くなった同級生の喪主が兄となっていた。
母親は何年か前に亡くなってるのだが、もしかしたらオヤジの方も亡くなってるのかもしれない。
数年前に会った時は誰か解らない程に変ってたし自分で病気だと言っていたからな。
オレの同年代の従兄や従姉妹、そして年上の従兄も体の調子が悪い奴が多い。
やはり確実に年齢とともに体は蝕まれていくようだ。
ちなみにオレは中学1年の時の学生服のポケットの中には常に刃物と五寸釘と灯油とライターが入ってた。
2年からは覚えてない。
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狂の奇事、
『膝が痛い中、大腿二頭筋の筋量が増えてきた気がする』
全盛期には到底及ばないがオレは怪我してても強くなるのか?
手術する事も頭に入れといて、その時のためにも筋力強化は必要だ。
中高年も無理の無い運動で体を強化すべし!
いや、別に強化しなくてもいい。
維持でいい。
維持、維持、
維持維持維持維持
意地悪ばあさん。