中学3年の時だが、オレのクラスのマルヤマと隣のクラスのアダチがオレのクラスで乱闘をおっ始めた。
オレは体を張って中に入って止めた。
オレはマルヤマの方を見て割って入った。後ろからアダチのパンチだかなんだか知らねーがオレに当たってたようだが全く効かない!
ろくでなしブルースの池袋の葛西みて~に「なんだそれ?」ってなもんだ!
しかしアダチはオレ越しにマルヤマに攻撃もする。しかしマルヤマはそれをかわしてオレ越にアダチを攻撃する。
オレ越しのアダチの攻撃はマルヤマにかわされ、オレ越しのマルヤマの攻撃はアダチにヒットしてるようだ。
柔道の時間にオレに巴投げでブン投げられた事もあるマルヤマはオレに、野晒し、どけ、野晒しどけって、とオレにどけどけ言う。
しかしオレはどかない。
そのうちアダチは自分のクラスに帰ってった。
そこで休み時間終了のチャイムが鳴った。
教室の中は何故かシーンとしていた。なんか雰囲気が違う。そう、この時から女子のオレを見る目がそれまで以上に変わったようだった。
体を張る男は女にモテるのだ。
しかあーしっ!
肝心のYさんは別のクラスだ!
致命的だあ~!
もし同じクラスだったら尚更オレに惚れ込んだに違いないのだ!
そして隣の席だったら即交際開始だ!
そしてその日は初デートだ!
そしてよお、何回も書いてるから途中から書くが、あの衝撃の2秒が4秒とか5秒だったらオレはその場で目で合図してその場をゆっくり離れて、部活仲間に用事があると言って練習を途中で切り上げて急いで家に帰って1年の時のクラス名簿でYさんの住所を確認して、私服に着替えて外に出てダッシュしてYさんの家の近くでYさんを待って告白したに決まってるのだ!
先公のせいで衝撃が2秒になってしまったが、その時その先公が関与しなかったら衝撃の5秒くらいになって了解の合図をオレはYさんに目で送ったに決まってて今頃はマイアミビーチを仲良くフェラーリに乗ってイングヴェイのlike an Angel for Yさんを聴きながら走ってるに決まってるのだ!
オレはもう本当に思うのだが、その衝撃の2秒がもう少し長かったら、その後の展開は違ってるに決まってるのだ!
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なんか最近はブログを書くのが辛い!
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オレにとってYさんは別格中の別格で次元が違い過ぎる存在だ!
Yさんほど好きになった人は後にも先にも居ない!
たった2秒位目と目が合っただけで43年も経つ今も魂の底から大好きだなんて事があるのか?
しかも先に見てたのはYさんだ。
その間近での熱い視線に気が付いてYさんの目を見た瞬間にズドンと来た。魂の底まで来た。
そこまで好きなのに一言も話す事もなく卒業した。卒業後も偶然に表で会った事もあるが、馬鹿なオレはチャンスをぶち壊した。
その時Yさんはオレの名前を呼んだような気がした。
しかしオレは走り去った。
オレは最近、卒業アルバムに写ってるYさんの写真を撮ってパソコンとUSBに保管した。もしも卒業アルバムになんらかの事が起きた時のためにだ。
告白出来なかったオレを怨むんなら怨んでも構わない。
無関心よりずっとマシだ。
なんなら復讐されても構わない。
オレも告白出来なかったオレ自信を一生許す気は無い!
あんなに真剣であんなに熱すぎる想いに応えられなかったオレが悪いのだ。オレもYさんの事が大好きなのに応えなかったオレが悪いのだ!
Yさんもとことん真剣になれる人なのかもな。
いい加減なとこが無い真っ直ぐで純粋な人なのかもしれない。
だからこそ良質な相手に恵まれないと苦労する人生になるのだ。
オレと同じだ。
致命的にな。