宮城県では昨年も聖火が仙台駅前に展示され、コロナ禍に5万人もの人が集まり物議を醸しました。
これは2020年3月21日の出来事でしたが、23日の宮城県知事の会見では以下のように村井知事が発言しています。
まず、1点目の安倍総理大臣が東京五輪延期を容認する考えを示したことに対しての所感についてです。ネットで知り得ただけですので詳しくは分かりませんが、完全実施が困難ならば延期もやむなしというお話をされたようです。世界的にコロナウイルスが蔓延している状況ですので、そのような判断になっても致し方ないと思います。最終的に意思決定されるまでは、粛々と聖火リレーの準備、また、宮城スタジアムでのサッカー競技の準備を進めていきたいと思います。ただ、このような方針、考え方を総理が示されたということですので、今後は延期になった場合も想定してしっかりと情報収集するように指示したところです。
「ネットで知り得ただけですので詳しくは分かりませんが」:村井知事の会見でよくある枕言葉ですが、ネットや報道から情報を得ているのでは、一般市民と変わらないことになりますよね。もう少し、独自のソースを集める努力をして欲しいです。
また、総理大臣が言ったので仕方がないというスタンスも村井知事の特徴ですよね。「そのような判断になっても致し方ないと思います。」という言葉には、基本的にオリンピックについては確固とした考えは持っていないことが表れているように思います。女川原発の再稼働についても国の政策であるとして、自分の立場を明確しない手法も彼独特のものですね。こういう人柄がいろいろな人にとって都合が良いのかもしれませんね。
さらに5万が集まってしまったことについて「感染者が絶対に出ない状況であったかと言われると、それは分かりません。2週間はその経緯を注目しているところです。」と答えています。以下の宮城県のコロナの感染者数のグラフを見るとこの後から宮城県の第一波が始まっていますよね。
今年2月17日に島根県の丸山達也知事は、島根県の聖火リレー実行委員会で、島根県内の聖火リレーについて中止することを提案しました。これを受け村井知事は次のように述べました。 村井知事「今回のオリンピック・パラリンピックは復興五輪という大命題がある。我々としては聖火リレーに始まりパラリンピックが終わるまで盛大に開催してほしいという思いを持っていますので、聖火リレーは予定通り行っていただきたいというのが私の今の率直な気持ちです」。 東京オリンピックの聖火リレーは、県内では6月19日から21日まで3日間かけて、津波の被害を受けた沿岸部を中心に16市町村を走る予定です。昨年の二の舞にならないか村井知事にはネットの情報や国などの方針がどうだということだけではなく、県民の命と生活を第一にした判断を期待したいです。

