私はかなり音が気になるタイプです。

特に就寝時には完全に静寂でないとダメです。

なので引越し先を決めるときはこの防音がしっかりしている建物を
さがします。

したがって基本的にはアパートよりもマンションということで
探します。

まず気をつけないといけないのはマンションでも少なくとも
鉄筋コンクリート造でないといけないことです。

鉄骨造ですと基本的には木造とさほど変わりません。
アパート並みの防音となっていることがほとんどだと思います。

音を遮るにはコンクリートが必要です。
しかもそれなりに厚いコンクリートでないとダメです。

薄いコンクリートですと音が通ってしまいます。
また、上階から来る床の打撃音(歩く音など)が響き渡ってしまい、
その音に悩まされることになります。

一般に、3LDKなどの物件になると防音はしっかりしていることが
多いです。無論ダメなところもあります。

しかし、いわゆるワンルーム系の場合は鉄筋コンクリートと言っても
ほとんどの場合は厚みが十分でなく構造がしょぼいです。

結局、賃貸用で考えられていますからコストをかけていないぶん
いろいろダメなことが多いのです。

防音と言うのは単なる一つの視点ではなくて実はその建物の堅実性を
非常によく示す総合的な判断基準となると思います。

防音がしっかりしていると言うことは建物としてもしっかりしている
ということが言えるわけです。無論、完全にイコールではないです。

例えば防音はしっかりしているけど湿気がすごいとか、そういうことは
ありえますから、やはりいくつかのポイントから総合的に判断すること
は大事です。

結局、防音性を求めるとのであれば高い家賃を払う覚悟を決める
必要があるということになります。
(それ以外の方法も無くはないですが、それは後述します)

さて具体的にマンションを選択するときには分譲タイプを選ぶ
と防音がしっかりしている確率が高いです。

分譲は売買向けに作られた建物ですから、賃貸向けと違いしっかり
していることが多いです。

なので不動産会社も分譲物件は「分譲タイプ」と表記して
ウリにしています。

そしてその分家賃が高くなっていることが多いです。

続く