カジュラホは旅行代理店の人に「インドで何がしたい?」と聞かれた時に「人々の生活をみてみたい」と答えたらオススメされた街だ。



夜行列車でカジュラホに来た。5月初旬は日中40℃近くなることはざらで、この時期は夏休みらしい。その影響で鉄道のチケットが全く取れない。なので、旅行代理店経由で外国人用に用意された席を割高で取るしかなかった。


そういえば、最近インドの列車が衝突して280人以上亡くなったらしい。ご冥福をお祈りします。



ホームステイ先で自転車を借り散策を開始。道中、「うちの建設中のゲストハウスを見に来ないか?」と言ってきた男性に連れられ作りかけのゲストハウスを見せてもらった。兄弟で作っているらしく、配線・水道管の工事から農作物・家畜の世話まで幅広くやっていてすごい。見学後は、家族からのもてなしを受けて温かい気持ちになった。息子さんがPS4にハマっていて学校に行ってないらしい。気持ちは分からんでもない笑


自転車で散策していたら、大学を発見。門の前に試験表が貼ってあった。


道路を闊歩する牛達。闊歩するだけならまだしも、道の真ん中で寝転んだり野糞トラップを仕掛けたりとドライバーにとってはあなどれない連中だ。


これを食べてる地元民をしょっちゅう見かけたので、気になって食べてみた。揚げたジャガイモを潰して、カレーソースとヨーグルトをかけたやつ。50円ぐらい。ヨーグルトで辛味が緩和されており食べやすい。小さなシュークリームの皮にスープカレーを入れて食べているのもよくみかける。


道中2人の青年にあった。ヤシュとアジャだ。写真のヤシュはカジュラホではこれっきりだったが、バラナシ行の夜行列車で偶然ばったり会ってバラナシで行動を共にしたりと縁があった。


もう一人のアジャは自宅に日本語話せる伯父がいるとのことで自宅にお邪魔した。どうやら伯父は大阪で働いてるらしい。ここからは彼らと行動を共にした。


屋上から自宅を見せてもらった。なかなか立派だ。晩飯もいただき世話になった。明日もぜひ来てくれと言われて、家を後にした。おもてなしがすごい。


夜は、ホームステイ先の人と一緒に結婚式に来た。結婚式というよりパーティー会場と言った方がふさわしいか。


入口。


ざっと20〜30種類はあった気がする。たべ放題らしい。うまいうまい。


新郎の写真。会場で会うことはできなかった。日本みたいに新郎新婦がずっと会場にいるわけでもないみたい。


新婦の写真。


まずインドの片田舎であるカジュラホに外国人、その中でもレアな日本人が地元の結婚式に来ることは大変珍しいらしい。飯を食べていると、わんさか人が集まってきて写真撮影を求められたり話しかけられた。そのため、落ち着いて食べる時間がほとんどなかった。人気者はつらいぜ。


インドの結婚式の費用は世界で一番高いらしい。日本人の感覚だと1000万以上使ってる感じ。しかも、村全員が参加するらしい。政府から補助も出るらしいが、こんな大金どうやって払うんだ。せめて足しにしてくれとの思いで、名前も知らない新郎新婦に精一杯のご祝儀あげた。