2日前の朝、暖かく靄が出た時に撮影しました。梅の花が数輪開きました。
坐禅会は予定通り行っております。
年配の方が多いので今後は坐禅の時間にテープやCDなどを流しながらの瞑想を取り入れようと思っております。
僧堂などでの修行の坐禅は今思えば贅沢な時間が流れておりました。坐禅中もあっちへふらふらこっちへふらふらと妄想にふけることもしばしばでした。
それが出来る時間のありがたさにあった事を今日友人からの手紙で顧みました。
アメリカに住む30年来の80歳くらいの方です。正確な年齢はわからないのです、笑。長年大学で教授の仕事をして居られました。仕事やプライベートで来られるたびに寄ってくれました。
その彼女からです。感謝の手紙と私の母と祖母との写真が入っておりました。
もう一人の方も30年来の84歳になる女性の方から3・4年前、私がアメリカでお世話になった時の写真を沢山送られて来ました。
日本では、このような習慣はないと存じますが。アメリカでは一般的なのかも知れません。何か寂しい気持ちが致します。
しかし、好転的に捉えれば様々な縛りや執着からの離脱なのかも知れません。そして、永久の別れの準備に他なりません。それから自分の人生を顧みる大切な作業のツールなのでしょう。
お一人お一人終活の形は違うと存じます。
生死の世界に居て終活を迎えられる。どのように向かい合うか?
そんな想いで坐られても良いのではないでしょうか。
生死(しょうじ)の中の雪ふりしきる
「山頭火」
令和2年 2月17日
宙 合掌
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