えー。
今回はアドマイヤマーズさんについて研究していきたいと思いまするー。
血統はこんなん。
ダイワメジャー✕メディシャン
貴重なダイワメジャーの後継種牡馬!
一応ダイワメジャーも長いこと種牡馬やってるからカレンブラックヒルとか・・・いなくもないんだけど。
これだ!って種牡馬はまだいなくて、その中でも期待できそうな後継種牡馬がこの馬!というわけ。
母父メディシャンはよくわからないんだけど、その父はマキャベリアンで結構活躍馬の中にこの血をもつ馬は多い。
まぁ、ミスプロ系ってだけでタンパクなスピードはもっていそうイメージなんだけどさ。
違う!違うんよ!
このアドマイヤマーズの売りは・・・
なんといってもど根性!!!
負けへんど!っていう強い気持ちにこそあったはずで。
ノーザンテーストとシングスピールが血統構成内にいて、もちろんノーザンダンサーのインブリードが
あるからそうなんだろうなーって感じですけど。
これがねー、産駒に伝われば相当おもしろいとみているんですけどね!
ただまぁ、根性で走ってた名馬の産駒ってあんまりよろしくないんだよね。
過去の例をあげるとオグリキャップとかテイエムオペラオーとか!!!
やっぱり産駒に伝わるのは、身体のつくりだったりスピードとかスタミナとかだったり。
ともすれば数値化できる能力ばっかりなんですよねー。
けど、ここ最近、丈夫さとか賢さとかあとのこのど根性なんかもあらためて重要なファクターだなーって
思っているんですが。
根性はどうしたらいいんでしょうね?気持ちの強さって遺伝よりも育ってきた環境とかなんでしょうかね?
根性は後天的なものなのでしょうか?
根性はなんとなく・・・気性の一部なイメージで・・・荒々しくて手がつけられない馬ほど根性が高いイメージはあるんですよねー。
けど、マイナス面のほうが大きいですよねー。で、大人しくて賢いほど、根性がないイメージ。
そんなこともないんだろうけどー。
勝手な印象です。
でもね、このアドマイヤマーズが成功するために一番重要なのはそこ!だと思っているんですよねー。個人的に。
どうしたら遺伝で、気持ちの強い子が生まれるかなー?
ただまぁ、一般的にサンデーサイレンスの産駒は根性がある!とは言われてたんですよね。
まぁ、気性が荒いからなぁ(^^)
でも、それもあって種牡馬として大成功したんじゃないかな?単純にスピードだけじゃなしえなかったと思うのですよ。
アドマイヤマーズの競走成績からみていきますが。
最初は、王道って感じですよね。
きっちり2歳のレースを3連勝して、朝日杯FSまで優勝!無敗の4連勝でG1馬になったわけですが
とりわけデイリー杯のど根性勝ちでワタクシは惚れましたね!
この根性勝ちっていうのはさ、残念ながらこういうデータでみれるものにはでてこないんですよねー。
自分でレースをみて、どういうレースで勝ったのか?知らないとわからないわけです。
しかもさ、この根性勝ちってやっぱりG前の競り合いを制するわけですからコンマ0の勝負とか
派手な勝ち方にみえないんですよねー。数字だけみてしまうと。
やっぱり多くの人は、どうしても5馬身差の圧勝とか1秒以上もの大差をつけて勝ったー!強すぎるーとかっていうのを
評価しがちなんですけど・・・
この根性があるうまっていうのはさ、相手なりに走る!ともいえるので、大レースで持っている力以上の力を示すことが
稀にあるんですよね。
なので、僅差勝ちの馬は、おぃらの中では結構評価に値すると思っているんです。
しかも数字でみると地味な勝ち方なので,配当が結構ついたりするんですよねー。
なのでそういう馬を発見したときは、積極的に狙っていきたいな!って思ってます。
馬券をほぼ全レース買ってレースもみているのだから、ちゃんと根性勝ちにはチェックいれておいたほうがいいんでしょうね。
結構よくあるのは、不利があったレースを覚えていて次使う?パターンの予想はあるんですよねー。
でも、根性勝ちについてはなかなか評価されない。根性負けも不利のうちに入ったりするんですよね。
例えば、馬体をぶつけられて普通の馬だったらひるんじゃうのにそこから持ち直してきた!とかさ。
ちょっとアドマイヤマーズからはずれてしまったんですが。
うん、アドマイヤマーズのセールスポイントは間違いなく根性!
だけど、さきに述べたように根性は遺伝しない?だとすると、スピードスタミナなのに何言ってんの?
って話になってしまうのですが。
スピードも当然・・・ダイワメジャー産駒ですから最低限ありますよ!という。
とはいえ、配合はつきなみだけど、ミスプロのクロスで保険かけておいてほしいですねー!
母父ロードカナロアとかのアドマイヤマーズ産駒いたらとびついちゃうかもー!
この馬、なかなかバランスのいい配合をしているんですけど。
父ダイワメジャーもあって現役競走成績は、皐月賞での敗戦をきっかけにマイル路線をすすむことに。
謎の富士Sの大敗を除けば悪い成績ではないんですよね。
この戦績みると早熟の早枯れマイラーって感じですけども。
戦法は父と同じで先行!現役競争馬時代先行していた馬というのはスピードの担保があるので。
それはきちんと産駒に伝わる。
で、その先行していたスピードがさ、たまに差し追い込みのスピードにも昇華されるんよね。
同じダイワメジャーの産駒の現役で活躍中のセリフォスなんかは、そのいい例。
何がいいたいのか?というとアドマイヤマーズのスピードが伝わていれば、差し脚質も全然あるぞ!というね。
産駒は活躍するだろうか?って話なんですけど。
当然、おぃらはコストパフォーマンスに見合う分ぐらいには成功する!とふんでます。
この馬は、前回のフィエールマンと違って、生産者が種付けするときに生まれてきた産駒に思い描く
距離が明確なので・・・産駒が適性外のとんでもない馬場コース距離のレースをセレクトされることがないでしょうし。
当然、芝マイルですもんね。あるいは1400m以下。気性や母系次第では2000mまで。
父のダイワメジャーの産駒傾向や、母父が北米なので、ダートだってもしかしたらやれるかもだし。
シンプルに父のスピードが伝わっていれば普通に活躍馬は出ると思います。
で、オープン級の大物になるのに必要なのはやっぱり父の武器であったど根性が伝わっているか?どうか?にかかってると思う。
で、この馬の産駒は現在時点で32頭がJRAに登録をすませていて
母父のラインナップがこんな感じ。
母父ロードカナロア!いました!当然アドマイヤムーンとかもいいと思うし。
ギリギリ母父キンカメだっていいと思う。
さらにはクロフネとかバッチリあいそうだし。
この母父をみている感じでは、思った以上に活躍しそうな予感がします。
天下のノーザンファームが結構な頭数を生産しているのがこれをみてもわかると思います。
おばあちゃんだけみるとシンハリーズとかアーデルハイト、パストフォリア、ライクアウインド
ヴェルザンディとか血統の良さそうな牝系がみえますし。
牝系のボトムスにはウインドインハーヘアやビワハイジ、ミルレーサー、ハッピーパスなんかもみえていて。
それなりの馬が配合されているな!って印象です。
ぶっちゃけた話、今の馬産の現場って種牡馬は結構どうでもいいんですよね。
問題なのは繁殖の質!!!これに尽きるんです。
今の種牡馬は結構ラッキーで・・・
ちょうど、ディープキンカメハーツなど良質の繁殖牝馬を集めていた種牡馬が一気にいなくって
なのに、後継種牡馬もちょっと情けなかったじゃないですか。
エピファ、キズナだって、さすがにディープやキンカメ級か?っていうとまだ疑わしかったし。
ただね、これからは、ここにコントレイル、イクイノックス、キタサンブラックと社台の期待の種牡馬が
また繁殖をとりあうので・・・
アドマイヤマーズぐらいの手頃感のある種牡馬だとこの初年度の2歳と次の世代で結果ださないと。
あっという間に見切られてしまい繁殖牝馬をまわしてもらえなくなってしまうと思うんだよね。
1世代目、2世代目の産駒の活躍は種牡馬成功のために必須!といっても過言ではなく。
いきなりだけど、アドマイヤマーズも試金石かな?
期待に応えられるだけのラインナップでチャンスはきちんとあたえられたと思います。
こうやってノーザンファーム中心にバックアップがある種牡馬はいいですけどねー。
他の種牡馬は大変ですよ!
スクリーンヒーローとかステイゴールドとか・・・よく社台SSじゃないところから大物だして種牡馬として出世できたもんだよ!と。
シルバーステートがその気配だしてたけど・・・どうだろうねー。
個人的にはグレーターロンドン!あいつはやる種牡馬だと思っています!が。
まずは、今回のアドマイヤマーズの産駒の成績に注目していくとしましょう。
ただね、アドマイヤマーズは馬券的にはあんまりおいしい種牡馬じゃないと個人的に思ってるんです。
だって、芝マイルで活躍するのみんなわかっちゃってるからさー。
馬券に貢献するためには、意外性みたいなのがないとなんですよね。
例えば、もしフィエールマンの産駒が芝1400mでもオッケーとかだったら・・・絶対儲かるんですけどねー。
新種牡馬の馬券で美味しいのは種牡馬の血統や現役競走成績からはかけ離れたギャップを感じるとこでの活躍なんですよねー。
キズナ産駒が馬券的に美味しかったのはおそらくダート1800mで強かったから!なんだと思います。
アドマイヤマーズ産駒が意外な面を出すとしたら、ダート1200mとかで強いとかそういうのでしょうかね?
案外根性がきちんと遺伝してダート1800mとかで産駒強いぞ!になったらおもしろいけども。
馬券云々でなければ、アドマイヤマーズの種牡馬としての成功の確率は今年デビューの新種牡馬の中では高い部類かと思っています。
個人的に・・・
まぁ、種牡馬の成功がね、大物を一頭輩出することなのか、新馬・未勝利での勝ち上がり率なのか?は難しいところなんけどね。
エピファネイアに関しては両方揃ってる、キズナはまだちょっと大物が足りないし。
オルフェーヴルは、勝ち上がり率がやや悪いとされて評判を落としていました。
アドマイヤマーズの当面の課題は、G1ホース出せるかどうか?でしょうね!
ただ、ダイワメジャーがやや苦戦したように、マイル以下のG1ってちょっと少ないんですよねー。
ロードカナロアみたいに突如2000m以上もオッケーみたいな大物が出てくると幅がひろがるというか
産駒からのG1馬もでてくるんでしょうが・・・
ただやっぱり朝日杯FSの勝馬でもありますから、早熟性とスピードを武器に2歳戦で評価高めそう!というのが
おぃらの見解でございます!