あー。

 

NHKマイルカップです。

 

さて、思い出はやはり、まだ記憶に新しい!

 

100万円馬券的中したダノンスコーピオン優勝した年でしょうかね!

 

 

前年に300万円馬券あててノリノリだったのに。

 

そこから、レートがおかしくなっちゃってやらかしちゃった年。

 

まさかまさかで・・・

 

また助けられるとは!と。

 

 

やっぱりね・・・馬券は3連単だなーって思いました。

 

ピンチになると3連単に頼りだす!

 

悪い癖なんだけどねー。

 

さて、そんな過去の武勇伝はともかくとしてです

 

うん、今年のNHKマイルCなのですが。

 

ひと味違うぞ!と申しておきます。

 

結局G1レースでしかも東京のマイルなんで、強い馬が来るのは間違いないのですよ。

 

ゆえに、過去もこのレースをとるための法則として。

 

皐月賞や桜花賞、あるいは毎日杯を優勝した・・・もともと最初からNHKマイルCをめざしたのではなく。

 

クラシックをめざすような強いところと戦ってきて、距離適性をみきわめダービーやオークスよりこっち!

 

と、おもいきって方向転換してきた馬が強い!そういう法則なんです。

 

だから、今年は!グッドなわけですよ。

 

桜花賞2着馬、皐月賞3着馬!もっというと2頭とも暮れの2歳マイルG1の覇者!

 

そんな鉄板級が顔を揃えたわけです。

 

なんだ!楽勝じゃん!今年のNHKマイルC・・・

 

って思ったと思うんですよ・・・

 

ところが、2頭だとぉおおおぅ?!

 

これが頭を悩ませますよねー。

 

皐月賞上位入線馬とか桜花賞上位入線馬1頭ならすっごい簡単だったのに。

 

2頭のうちどちらかを選ばなきゃいけないー。

 

さー、どーしよー!

 

って話です。

 

★荒れるか?荒れないか?

 

傾向的に、1,2着はまともな馬がくる年なので。

 

馬連までは荒れない!

 

★逃げ馬

 

キャプテンシー、シュトラウス、ユキノサンロイヤル

 

ただ、どの馬も絶対逃げなきゃ!ってタイプじゃないんだが。

もし、逃げちゃったときは暴走逃げって馬もいるのだけど・・・

 

予想は難しいよね。

 

★1番人気の信頼度

 

かなり堅い!

 

・・・

 

とか言っておきながら、本命馬はアノ馬なんでしょ!

 

と!

 

・・・

 

 

はい、ご想像のとおりでございます。

 

◎ボンドガール

◯ジャンタルマンタル

▲アスコリピチェーノ

★ノーブルロジャー

 

そうなんですよ!

 

ボのつく女の子だったんですよ。

 

007なのですよ。

 

ボンドつくのキズナ産駒じゃないあの馬なのですよ。

 

ボンドガール!

 

とそして、武豊御大。

 

今回はレースと言うか、このジョッキーについて今更その凄さを語るわけですが。

 

・・・

 

レジェンド武豊・・・アスリートとしては致命的な御年50歳を超える年齢でありながら。

 

未だに第1線級での活躍をしているジョッキーであります。

 

スポーツでは40歳超えて1流でありつづけると、レジェンドと呼ばれますが。

 

この人はもう50超えてますからね。

 

なぜ・・・アスリートは選手生命が短いのか?

 

といえば、多くのスポーツは・・・

 

自分の肉体が加齢で老いてしまったら・・・よほど技量の差がない限り。

 

若くてパワフルで元気有り余っている若者に勝てないわけですよ。

 

50歳のジョッキーが活躍する競馬ですら、走る馬は若い子が強い傾向にありますからね。

 

では、なぜ・・・50歳を超えるジョッキーが活躍できているのか?

 

って話です。

 

さすがの武豊だって・・・もう全盛期の筋力はありませんよ。

 

でも、なんで、同期あるいは後輩がどんどんあきらめて鞭をおいていく中で。

 

この人が50歳を超えてもやっていられるのか?

 

ここに、武豊の凄さがあるわけですよ。

 

武豊の凄さの証明である皆さんご存知の前人未到の実績だけではないところを語っていくわけです。

 

・・・

 

なぜ筋肉が衰えてなおプロのアスリートそれも1線級で活躍できるのか?

 

それは・・・言うまでもなく・・・

 

競馬は、馬が走るスポーツですから!!!!!

 

で、この武豊が証明していることはなにか?といえば。

 

馬乗りに、超1流のフィジカルを維持し続ける必要ってない!

 

かわりに・・・卓越した馬の操縦技術がもとめられる!!!

 

ここなんですよね!

 

もうNHKマイルCの話はどこかへ飛んでしまったわけですけど。

 

武豊ジョッキーというのは、ここが上手なんです。

 

正直、私は、やや武豊アンチであったわけですよ・・・

 

馬券妙味として面白くないから・・・

 

とそれだけじゃなく・・・騎乗においても・・・

 

直線でさぁ、もうバリバリ手綱しごいて、鞭ふるって、馬上でダンスするかのように激しいアクションで

 

馬を叱咤するジョッキーが多い中で、武豊の騎乗みてると。

 

ペチペチ優しく鞭入れてるだけじゃんか!というね・・・

 

それがどうにも気に入らなかったわけです。

 

特に、ゴール前のわずかの差での叩きあいでは・・・やっぱり武豊は不利なんですよ。

 

馬もさ・・・熱が入らないよね・・・馬上のジョッキーが冷静であんまりがんばらなくていいよ!みたいな感じだから。

 

逆に若いジョッキーや外人は、馬を劣化のごとく鞭を叩きつけ激しく手綱をしごきわずかの差の勝利をもぎとろうとして来るわけですから・・・

 

・・・

 

でもさ・・・武豊が勝ってしまうんですよ!

 

なんで?!って思ったわけですよ。

 

まぁいうまでもないことなんですが・・・走るのは馬なので。

 

いくらジョッキーが筋肉ムキムキで馬をいじめたところで・・・力以上を発揮することってないんです。

 

なのでね・・・

 

ぶっちゃけ、ジョッキーが限界を迎える分水嶺となるのが。

 

馬を腕力で・・・上位に入線させていたジョッキーと腕力以外でもって馬を優勝に導いてたジョッキー

 

40代を超えてなおやれるジョッキーは当然後者なわけですよ。

 

中でもその腕が卓越しているのが武豊ジョッキーってわけです。

 

武豊ジョッキーはさらに50近くになってから、やや騎乗姿勢という態度が変わったように思います。

 

過去はね・・・サンデーサイレンス病とも揶揄されるぐらい。

 

わざと前半控えて、後ろから行く競馬ばっかりして取りこぼしてたんですよ。

 

私はこれが気に入らなかった。

 

ある程度のポジションにつけて普通に馬追ってれば楽勝してたでしょ!って馬を。

 

後ろからやるんですよ。武豊のタメ殺し。

 

昔はそれでもよかったんです!武豊が全盛期の時代はサンデーサイレンス産駒が恐ろしく猛威を振るっていた時代で。

 

とにかく能力が高いので、後ろからいっても間に合っちゃったんですよね。

 

ジョッキーじゃないからわからないんですけど、後ろから行ってごぼう抜きというのは、えも言われぬ感動を得られるようです。

 

武豊もこれに味をしめて、なんでもかんでも後ろから、大外ぶん回して、出走メンバーの中で1枚も2枚も上のちからの

馬の能力でもって、たくさんの勝ち星をあげながら、中には能力の見極めが足りず勝利をこぼしてきたわけです。

 

ところが、転機をむかえたわけです。

 

サンデーサイレンス時代が終わり、当たり前ですけど、サンデーサイレンスの子孫だらけになりハイレベルになったJRAの競馬では・・・

 

馬が強いから、おいそれと前が止まらなくなりました。

 

当然、いつまでもサンデーサイレンス病が抜けきらない差し追い込みが好物のジョッキー達は苦戦しはじめます。

 

武豊ジョッキーでも・・・です!

 

やはり、常識的な人からしたら、武豊の後ろから行く姿勢はやっぱり負けただろ!って風にうつったと思うんですよね。

 

やや、信頼を失った武豊・・・かわりに地方出身の腕達者やまさかの海外からの短期免許→通年。

 

と武豊でなくてもいいやーって時代が訪れたら、武豊の馬質も悪くなっていっちゃったわけですよ。

 

武豊がトップじゃない時代がきちゃったわけです。

 

それでも普通のジョッキーからしたら考えられない勝利数をあげていたのですが。やはり全盛期と比べちゃうから物足りない。

 

原因は、当然、武豊の衰えよりも・・・馬質の低下だったんです。

 

ところがですよ!武豊ジョッキーは・・・馬の力だけじゃないことを証明しだしたんですよねー。

 

もともと武豊っていうのは、だいぶ昔の改修前の阪神競馬を得意としており。

 

力の足りない馬を、最短距離経済コースを走らせる物理的に有利になる騎乗で単なる2世ジョッキーではなく乗れるジョッキー

天才として売り出してきたわけですよ。

 

そう、だんだん良い馬に乗れるようになって騎乗スタイルがかわってきちゃっていたんですよね。

 

当たり前ですけど、力のない馬は、ジョッキーが工夫して、上位の実力の馬に勝てる作戦を施す必要があったわけですが。

 

ながらく外回し、追い込みでも勝てちゃう強い馬にばっかり乗っていた武豊は忘れていたわけです。

 

で、1番人気にのれなくなった武豊は・・・再覚醒!

 

人気実力の足りない馬は、こうすれば差が縮まる!そういう競馬をしだしたんですよ。

 

特に、復活の兆しがあったのはトウケイヘイローとかが活躍した時期でしょうかね?

 

あの武豊が、サイレンススズカじゃないのに、逃げだしたんですよね。

 

武豊の逃げというのは・・・まぁ、すごい!ペース判断にも優れているので。

 

絶妙な逃げをやるので・・・後ろを幻惑しちゃうんでしょうね。

 

そうやって、若手にありがちな逃げをあの武豊がやるわけですよ。

 

ただね、逃げって若手の専売特許でもあるんですけど。

 

どうやら、JRAのジョッキーには暗黙の了解があるようで、ベテランの政治力の高いジョッキーが逃げるときは。

 

若手は譲るように言われてたようなんです。

 

もちろん、若手でも強い馬主の馬で人気の場合は、実力のない馬にのったジョッキーは無理して喧嘩うらないように!

 

と。

 

その相手が武豊ですから、当然、みんな譲らざるを得ないわけですよ。

 

そうすると武豊は、スイスイ単騎で逃げ、勝ち星を量産しだし、やや復活の兆しを得たわけですよね。

 

その時、当然気がついたんでしょう。

 

逃げるというより・・・最内を走って経済コースを走らせる!力の足りない馬は、力の強い馬より短い距離走らせれば

 

勝つ可能性がでてくることに!

 

そりゃあ、何やっても勝つディープインパクトなんかはさ、前塞がれるより後ろから行って。

 

大外回して早めにしかけてコーナーぶんまわしても勝てたさ。

 

でも、今乗ってる能力のない馬はそれやったら勝率が0になっちゃうから!

 

・・・

 

なので、武豊が突如として、大穴をあけだしたんですよね。

 

例えば、皐月賞のダンビュライトとかね・・・

 

当たり前ですけど、そんな人気薄に武豊が乗るわけがなかったので・・・

 

大穴出せるジョッキーでも、機会がなかった。

 

でも今はある。

 

・・・

 

そして、そうやって穴馬でも馬券にする武豊が前にもまして上手になって復活してきたわけですよ。

 

したらば、キズナでダービーを優勝して・・・昨年なんか50超えて有馬記念優勝ですからね。

 

あれ、うまくなってね?ぐらいの。

 

そんなうまいジョッキーが・・・またG1で勝ち負けできる実力の馬に乗ってきたわけですよ。

 

そりゃあ勝つよね。

 

 

ようやっとNHKマイルCの話ですが。

 

そんな武豊の乗るボンドガールは3枠5番にたいして、

 

有力候補のアスコリとジャンタルは比較的大外の部類の枠です。

 

でね。

 

おぃらは、ボンドガールが桜花賞でてたらこの馬が勝ったよ!って思ってたんです。

 

つまり・・・桜花賞組の最上位入線馬扱いですわ。

 

ただ、NZT負けちゃったんですけどね。

 

でもこれは中山マイルだから参考外でいいと思います。

 

ボンドガールは・・・東京マイルがいい!と思ってます。

 

その東京マイルだって、ゴンバデカーブースに負けているじゃないか?って思いますけど。

 

ああいうのは仕方ないです。

 

後ろから届くのは、そういうレースになる必要があるわけで、安定はしないわけですよ。

 

例えばあのレース、3回やれば3回結果変わったと思います。

 

なにより今回はゴンバデカーブースは長期休養明けなのに対し。

 

ボンドガールは1回使ってます。

 

当然有利だし。

 

あとは、桜花賞も皐月賞も超高速決着で、アスコリやジャンタルは疲れがある可能性もあるので。

 

やはりボンドガールがフレッシュさで有利な気がしますし。

 

骨折完治したかわからないルメールより、武豊のがいいでしょうし。

 

とにかくボンドガールでいいのではないか?と。

 

・・・

 

で、爆穴はジャンタルマンタルと同じパレスマリス産駒のノーブルロジャー

 

毎日杯組はやっぱり強いと思うのです。

 

ちょっと時間がなくて武豊のことについてもっと語りたかったのですが中途半端になりました。

 

まぁ、武豊がG1馬2頭を下すと思いますよ。

 

藤田さんがおそらくケンタッキーダービーのほうに関心がいってるのも・・・フラグな気がしてね。

 

こっちにいろよー!とJRA初G1勝利のときに馬主がいない前代未聞?みたいなのも面白いかと。